テラーノベル
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「 あっ、えっと……はじめまして。ぼく、朝霧のあっていいます
のあ、って呼んでくれていいよ っ ……あ、男の子、だからね っ ?(笑)」
なんだか、キミと仲良くなれそうな気がするな 」
参加ありがとうございますっ 😭😭
まだまだ参加待ってますっ ~ !
私は昨日の出来事を不思議に思いながら家を出た。
校長先生の話はいったい何だったんだろうか
天野咲とは一体何者なのだろうか。
そんな事を考えているうちに
いつの間にか教室についていた。
ぼーっとしながら席に座っていると
私の隣で、誰かがぽつりと呟いた。
「 愛って……そんな、簡単に見つけられるものじゃないよね‥ 」
その声に振り返ると、そこにいたのは——
「あっ、ごめんね。変なこと言っちゃったかも……ぼく、朝霧のあ。よろしくね」
淡い色の瞳に、まるで雲のようなやわらかさ。
その少年は、まるで“愛そのもの”のように穏やかに笑っていた。
のあ君とは意気投合し、お昼を一緒に食べた。
放課後。教室に戻ると、机の中に一枚の手紙が入っていた。
「君は“本当の愛”を知っているか?
まだなら、君もまた卒業できない」
誰が書いたのか分からない。文字は細く整っていて、癖はない。
……けれど、なぜか胸がざわつく。
と、そのとき。背後から声がした。
「ねえ、その手紙……ここあも、昨日もらったの」
振り向くと、ふわふわの巻き髪に大きなリボン、甘い香りをまとった女の子。
望月 心愛(もちづき ここあ)。この学園ではちょっと有名な子だ。
「可愛いのが好きなだけなのに、ぶりっ子って言われちゃってさ……ここあ、何がいけないのかなぁ?」
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