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「ちょ、薙刀ちゃんストップストップ!!」


「おうおう、テメェまた性懲りもなく現れやがったなぁ?」


「 何故 ! 私 欲しい ! あなた 心臓 ! 」


今、この状況を説明しよう


私はレインコートと黒髪と共に道を進んで行くと、例の覗き魔男が現れ、私は薙刀を取り出し、レインコートは私のお腹をホールドして抑えられている状態だ


「止めるなレインコート!こんなケチャップ野郎に継ぐ変態は処すべきなんだ!」


「ケチャップに何か恨みでもあるの?!」


「 止める ! 私 危険 違う ! 」


すると、黒髪が私の腕から抜け出し

覗き魔に近づいた


「 彼 違う 危険 」


「いやどう考えても危険だろ

初対面の奴にいきなりお前の心臓くれだぞ?やばいだろ」


「 違う ! あなた 心臓 欲しい ない

あなた 心臓 変 ! 」


「ほ、ほら!なんかいらないって言ってるし、良いんじゃない?」



すると、覗き魔はそのまま姿を消した


「ふふん!私の恐ろしさに恐れ慄きおったわ!!」


「はーはっはー!!」


「 彼女 楽しい ! 」


「あ、あはは、なんか、こっちが疲れてくる、」


その後、私達は再び進んだ


「おん?なんやアイツ」


扉を開けると、仮面を付けた怪異が現れた


「 私 仲間 ! 」


「え、アイツアンタの仲間なん?」


「なんか、マジシャンみたいだね」


すると、仮面の怪異が喋り始めた


「 こんにちは 」


仮面の怪異はルービックキューブを取り出し白い布を被せた


「 布 被せる 物 」


「ほうほう、」


「 物 消える ! 」


仮面の怪異が布をどかすと、そこにはルービックキューブが無くなっていた


「え?!やば!どこいった?!」


「 隣 彼 見る 」


隣にいる黒髪に目を向けると、黒髪の頭の上にルービックキューブが乗っていた


「すごっ、」


「うぉー!マジモンじゃん!すげぇー!!」


「 私 頭 物 現れる !

楽しい ! 楽しい ! 」


「ほら2人共、そろそろ進まないと

(2人共可愛い)」


そうして、手品を楽しんだ後

私達は先へ進んだ


後ろで悶えてる赤傘男に気づかないまま


_______________________


彼女達が去っても尚、私は壁に手をついて

治らない興奮を抑えていた


「 、、、 」


彼女を見つけた、本当なら今すぐにでも抱きしめて連れて行きたかった


たが、あんな楽しそうに笑う彼女を見て悶えない事が出来るだろうか?


無論、出来るはずがない


「 彼女 可愛い 可愛い

早く 私 したい 彼女 手に入れる 」


私は高鳴る鼓動を抑えながら、彼女の笑顔を脳に焼き付けた


________________


幽霊退治に来たら怪異に誘拐された(?)

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