こんにちは優莉菜です!
土日はバレー見に行ってました
続きです!
水side
どうしてもないちゃんに会いたかったから放課後待ち伏せて
今、この前の路地裏で話をしている
桃「前みたいに変な人につけられてない?」
水「大丈夫…!心配してくれてありがとう」
桃「ほとけっちは可愛いから気を付けなよ~?」
桃「まぁ、何かあったらあたしが助けるし?」
軽々しくそういうことを言うないちゃん
それをかっこいいと思うし
改めて好きになってしまったんだなとも思う
もし僕が見た光景が本当なら
僕が今度は助けてあげなければ
水「あの…」
桃「ん?どうした?」
何もないように笑うないちゃん
その笑顔が今だけは僕にとって苦しかった
水「……ないちゃんってさ、」
水「いじめられてる…?」
桃side
ほとけっちから言われた言葉に
あたしは凍りついていくのを感じた
どうして… っ?いつバレた…っ?
果たしてほとけっちは
ヤンキー
と呼ばれるあたしのことを…っ、
桃「キモい…って思ってんでしょ?」
水「へ、?…っ違…!!」
桃「無理しなくていいから」
あたしは素行が悪いとクラスメイトにバレてから
キモいだの怖いだの
ずっといじめられてきた
ほとけっ ちも
せっかくできた友達だと思ってたのに
桃「キモいでしょ?ヤンキーやっててさ」
桃「暴力振るうんだよ?そりゃ怖いよね」
桃「ほとけっちも無理して…」
関わんなくていいから
そう言おうとした瞬間
水「違う…っ!!」
水「違うよ…っ、そうじゃないんだよ!!」
ほとけっちの叫び声が聞こえて
水「僕は…っ、助けて貰ったんだ、ないちゃんに」
水「本当にかっこいいと思った、っ!人のために何かできるってすごいと思った…!!」
水「だから…っ、ないちゃんが困ってるなら」
水「僕も助けたいんだよ…!!」
初めて言われた
あたしを助けたいって
ヤンキーというだけで見放されたきて
素行も悪いと言われて
あたしに味方なんかいなかったんだ
誰も信じられなくなったのはいつからだっただろう
でもほとけっちは違った
あたしを助けたいって言ってくれた
この人なら
信じていいかもしれない…
桃「……ほんとに…っ?」
コメント
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あらら、もう、お姉さん泣いちゃうよ〜(((きっつ