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番外編ストーリー⑤
〜傲慢の罪が辿る先〜
※本編「七つの大罪を救いし者よ」の傲慢の罪編の後の時間軸となっています
・・・
rn「んんっ…、ん?」
目が覚めるとそこは保健室で、rnが起きたことに気がついた保健室の先生が話しかけてくる。
先生「あ、rnさん。起きたのね。体調の方はどう?さっきrnさんのお母さんに連絡して迎えにきてもらうことになったから。多分あともうちょっとで迎えにきてもらえると思うわよ」
rn「そ、そうなんですか?ありがとうございます」
はあ…まさか熱を出してしまうなんて…。
ttさんたちにも、お母さんにも迷惑かけて申し訳ないです…。
先生「rnさん最近あんまり寝てなかったでしょ?そういうのはダメよ。学生は確かに勉強も大事だけど健康にもちゃんと気を配らないと!」
rn「ううっ…すみません…」
確かに今だったら自分が流石に無理をする限度を超えていたとわかる。
けど、あの時は必死になりすぎていて自分のキャパを超えてしまった。
rn母「あのっ、すみません」
その時保健室にお母さんがやってきた。
先生「あっ、rnさんのお母さんですか?」
rn母「はい、そうです。うちの娘がほんとすみません…」
先生「いえいえそんな!ただrnさん、ちょっとテスト勉強とか頑張りすぎちゃったみたいで…寝不足による疲労が原因で熱が出たようです」
rn母「え!?そうなのrn!?」
rn「…コクッ」
rnは少ししょんぼりしながら頷く。
怒られるのかな…?
rn母「あららぁ…。それじゃあ早く帰って休まないとね。先生ありがとうございました」
先生「はい、お大事になさってくださいね」
保健室を出て、お母さんと2人で廊下を歩く。
何を話せばいいのか分からず、rnはつい無言になってしまう。
rn母「…体調どう?しんどい?」
お母さんがそのように尋ねてくる。
rn「今はちょっとマシ」
rn母「そう、それならよかった」
お母さんは安心したように笑う。
rn母「rn、ちゃんと寝てなかったのね…。気づけなくてごめんね」
rn「…え?」
お母さんの言葉にrnは一瞬困惑してしまう。
だって怒られると思っていたから。
rn「ね、寝てなかったのはrnが悪いから!お母さんは悪くない!」
rn母「でも…」
お母さんは眉を下げ、悲しげに言う。
rn母「私がrnにプレッシャーを与えてたのかなって思って…。rnは中学の時から賢い子で、高校になってもそれが当たり前みたいな空気を作っちゃってたのかなって」
rn「そんなことっ…!」
rn母「そのせいで…rn、無理しちゃったのかなって」
お母さんはrnの頭を優しく撫でる。
rn母「rnは素直で努力家だもんね。相手の言葉を真正面から受け取っちゃって、それをなんとしてでも実現しようとしちゃう。それはrnのいいところでもあるし、悪いところでもある」
rn「…」
確かに的を得ているな、と思う。
今回の件はそのrnの特性が悪い方へと転んでしまったということなのだろう。
rn母「でも、努力できることは本当にすごいことだと思う」
rn「っ!」
rn母「ほんと、つくづく思うわ。rnは“努力の天才”だな、って」
その言葉を聞いた瞬間、霧が晴れたかのようにrnの中の記憶が蘇る。
…ああ、そっか。
お母さんは前にもそう言ってくれてたんだ。
ただrnがその言葉に気が付かなかっただけ。
…ttさんは、rnが気がつかなかったお母さんの言葉に気がつかせてくれたんだ。
rn「…お母さん」
rn母「何?」
rn「rn、今回のテストも一位にはなれませんでした。でも…」
rnはにこりと笑う。
rn「rn、今まででいちばんいい点数取れたんです!」
rn母「え!そうなの!すごいじゃない!」
…rnは別に1番である必要なんてなかったんだ。
1番でなくても、認めてもらえるんだ。
改めて実感する。
rnは、これからは“天才”にこだわるのはやめよう。
だけど、努力するのはやめない。
そして…
いつか、ttさんに絶対追いついて見せるんだ!!
end
コメント
3件
投稿遅くなりました!! dnちゃん編はもう少しお待ちください。 今日中には絶対投稿します!