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「黒木夫人ぐらい超人気だと、イジメとか多くなかったッスか?」フルタが聴いた。夫人は、「良く聞いてくれた」とばかり、「あったわよ。そんなの日常茶飯事。全裸でよく恥ずかしく無い」とか、「女優でもポルノジャな」とか。「で、言ってやりましたの『ダレがあんなヤツのヌードを見たいのよ⁉眼が腐るじゃ無い』とか『イタリアじゃポルノ女優のがランクが上で大統領候補にもなったのよ!売れない女優のどこが良いのかしら。』ってね。あとは見向きもされない男性からも言われたから『ハゲとトッチャン坊やに用は無いわ』ってね。」フルタと田貫坂は感動しており、山富士はつまらない顔をしていた。「個人攻撃に対抗するには、こっちも思いつく限り相手の特徴を出して『〜ちゃんって言われてても裏じゃブスって言われてるわよね』って教えてあげたのよ。そうしたら月刊誌の事務所で炎上して灰皿が飛んでたらしいわ。」「はあ〜〜」皆言葉が無かった。