コメント
2件
ぐへ、ぐへへへへ😇😇🫶💞💞
【冬の寒いあの日に。】⚠️竜春
⚠️アイスバース
それでも大丈夫な方のみスクロールお願いします!!
A 伝える。
竜「兄ちゃん…俺、伝えるよ。」
そう俺は決断した。
死んでもいいその想いが伝わったのか、一瞬曇ったような顔をするがすぐに
蘭「ん、わかった♡なら悔いないようにちゃんと行ってこいよ♡」
そう言って俺の背中を押してくれた。
こんなにもいい兄を持てたことに俺は感謝しかない。
気づけば目からポロポロと涙が流れていた。
蘭「なんで泣いてんの〜♡(撫)」
そう言いながら優しく俺の頭を撫でてくれた。
コツコツと俺の靴が廊下に響き渡る。
そしてある部屋の前で立ち止まる。
竜「…よし、」
覚悟を決めて、
その扉をノックする。
春「ん〜、」
中から声が聞こえた。
竜「春千夜、ちょっといい?」
春「別に、」
そう返され俺はゆっくり部屋の扉を開ける。
クーラーの効いた涼しい部屋に
俺の初恋の人は居た。
春「んで、なんだよ、、仕事は受け付けてねーぞ」
少し呆れた顔でこちらを見る。
竜「仕事の話じゃないよ。そんなのよりも大切な話。」
俺の真剣な顔が伝わったのか春千夜は少し表情を変えて俺の話を待った。
竜「あ、あのさ、、俺、春千夜の事…」
「好きなんだ。」
俺が振り絞って出した勇気。
死んでもいいと思った覚悟。
この人と付き合いたいという願い。
でもその願いはすぐ消えてしまうとわかる悲しみ。
それでも俺は言った。
まっすぐ彼の目を見つめて。
だが
その返答は俺の思っていた事と全く違う感情だった。
春「、、すまん、」
竜「え、??」
春「お前の事、好きじゃねぇんだわ、、それに、正直、」
‘ウザイ’
もうそれ以上聞きたくなかった。
何もかも投げ捨ててしまいたくなるような言葉だった。
竜「ぁ、ぇ、、笑」
春「どけ、、邪魔だ、」
そう言って俺を押し退けた。
竜「ぃ”““、(倒)」
春「じゃーな、」
竜「まって”“!!」
そう言い俺はアイツの手を握る。
だがそれは無駄な抵抗だった。
春「離せっ”“!!」
竜「、、っ、」
アイツは俺を置いてこの部屋を出ていった。
竜「ぅ、、うぅっ、”““」
ぽろぽろと涙がこぼれ落ちて俺の頬を濡らす。
月夜に照らされ目が覚めた。
いつの間にか寝てしまっていたらしい。
俺はふらふらとおぼつかない足で歩いていた。
ふと地面を見ると何か溶けたような物が零れていた。
竜「ん、??なんだこれ、、」
近ずいて見てみるが分からない。
俺はこの跡はどこに続いているのか気になり追ってみた。
すると着いたのは屋上だった。
竜「ほんとになんだ、??これ、」
ドアノブにも地面に零れていた謎の液体が着いていた。
ドアを開けると俺はこれ以上に無い地獄を見ることになった。
竜「え、??」
そこには俺の初恋の相手がいた。
でも、、その格好は有り得ないものだった。
顔が、体が溶けていたのだ。
春「り、、ん、ど、、?」
かすれ、やっとの思いで絞り出したような声を俺に向けてくれる。
竜「春、??なんで、、ぇ、??」
なんでこんな事に、、
でも、、アイスとジュースが両想いじゃないと、、溶けないんじゃ、、、
竜「はるっ、”“!!!」
俺は原型を頑張ってとどめている体を抱き寄せた。
春「り、んど、っ、ごめ、、」
紡ぎ紡ぎで俺に伝える言葉は、、俺の心をえぐった。
春「おれ、りんど、の、事、、」
すき、だったんだっ、、
竜「へ、??」
春「でも、り、んどぅ、、ぁぃす、、だからっ”、おれが、、きもちいっちゃったら、”りんど、しんじゃっ、、”」
もういい、やめてくれ、、お願いだから、
竜「春っ、”“もう大丈夫だから、、”だからっ、”死なないでくれよぉ、っ、”“」
そう泣きながら俺は春千夜に訴える。
溶けかけた手が俺の頬を触れる。
春「りんどぅっ、”“おれ、、おまぇ、の、こと、、」
だいすきだぁっ、’”
そう言いながら俺の頬を触れ、微笑んでいた。
竜「お、おれもっ”“春千夜の事っ、”」
竜「す、、”」
その言葉を言い終わる前に、、アイツは、
春千夜は、、俺の手の中で溶けた。
俺は、、
春千夜に気持ちを伝えきれなかった。
竜「は、はるぅ、?”」
竜「春千夜ぉっっ”“”“!!!!!!!(泣)」
俺は声を荒らげて泣いた。
翌日春千夜の葬式があっという間に行われた。
俺は目の前で溶けて無くなった春千夜を今でも脳裏にこびり付いている。
竜「はる、”はるっっ、”“(泣)」
ただ君の名前を呼ぶしかできなかった。
君は俺の命を救ってくれたんだよね。
だから俺は自分から死ぬ事はできない。
竜「、、、春、」
泣き疲れて俺は今日も眠りにつく。
夢の中では
唯一春千夜に会える場所だから。
お久しぶりです!!!
今回はバトエンにさせて頂きました☺️☺️
それではまた〜!