テラーノベル
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どうも!黄粉です!
今回で最終回です!
楽しんで見てってください!!
それでは!
スタート!
zm side
ある試着室の一角で………
エミさん用に選んだ服一式を届けに行ったその時、
天使のようなとてもかわいいエミさんが舞い降りてきました。
時は数時間前、エミさんと一緒に服を選び合いする流れとなり、
俺達は楽しみに思いながら早足でショッピングセンターへと入っていった。
「なぁ!エミさん!!」
「はよ服屋行こ!!!」
em「あいよ!!」
そんな野郎臭い掛け声で男二人は煌びやかな洋服屋へと直行する。
em「ゾムさん…!これどうですか?」
いつにも増して生き生きとした様子のエミさんに悶えそうになるのを堪えながら、
俺はエミさんのオススメする服を試着してみようとする。
「これがエミさんのファッションセンスか〜」
「クっ……笑」
「ま、まぁ!エミさんらしくてええやん!!」
「俺には似合わへんけど……笑」
そんな小言を漏らしながらそのまま試着室からでる。
そうして俺も直感でエミさんに似合いそうな服装を次々に選んでみた。
……が、俺はある衝撃なことに気づいてしまった。
俺の直感で選ぶ服から次々とダサいコーデが組まれていくのだ。
いやいや、それでも俺はエミさんに褒められるようなオシャコーデを組んでやるんや!!!
気を取り直してもう一回トップスから選びなおしてみる。
「お、?これはええ感じちゃうか…!?」
試行錯誤して十分俺はエミさんに似合うとても良いカジュアル系の服を選ぶことができた。
そして俺はこのコーデをエミさんに渡しに行こうとする。
「あれ、エーミールどこにおる?」
服屋の中やら少し離れたところにあるメガネ屋まで辺り一帯探し回ってみても、
一向にエミさんの姿を捉えることができない。
もしかして俺の悩む時間が長すぎて呆れてどっか行ってもうたんか…!?
いや、エミさんがそんなんするわけない
俺はエミさんを信じ、唯一探していなかった試着室を見てみようとする。
あ、エミさんの靴あるやん!!
なんや俺の心配のしすぎやったか!
俺は安堵してエミさんに洋服一式を渡そうとカーテンを開けたその時、
em「ぞ、ゾムさん…!?」
「えっ…と……笑」
em「これは違ッ……くて、…!!」
俺は見たことのないエミさんの姿につい乙女のような反応で照れてしまった。
「こ、これ置いとくからまた着てなっ…」
は?は?可愛すぎんか???
ちょ、普通に直視できないんすけど??
不意打ち過ぎて普通に喰らってもうたやんけ…!!
いや、エミさんずるいわ…、!
俺は溢れる思いを閉じ込めるように深呼吸を何度も繰り返す。
em side
em「………あ…、」
ゾムさんが目を逸らしながら立ち去っていくとき、
私は試着室内で呆気にとられ、その場に立ち尽くしまっていた。
「やっぱり私、
……ゾムさんのことが好きでたまらないんですよね…。」
照れたゾムさんの反応で私は胸が締め付けられるような感覚に陥る。
それを抑える前に、一旦ゾムさんから渡された洋服に着替えてみようとする。
「わぁ…、こういう系来たことないけど意外と似合うもんやなぁ……、!」
ゾムさんのセンスに感動している間にゾムさんは試着室の隙間から、
また別の服を差し出してきて着替えるように命じてきた。
「選ぶん早ない?」
私は不思議に思いながらも今着てた服を丁寧に畳んで買い物かごへと放り込み、次の服へ着替え始める。
「わ、これもよぉ似合う………!!」
そうこうしている内に時間は過ぎ、夕焼けが空一帯を包み込む時間帯へと差し掛かってきた。
zm「ふぅ、ええ感じに服買えたやん!」
「そやね!ゾムさんに選んでもらったん明日から毎日着るわ!!」
zm「何言うとんねん…笑」
会話だけを見れば仲のいい友人同士、はたまた恋人同士の会話に思えるが、
今、私とゾムさんの間に一人分入れるようなほど距離が空いてしまっている。
……一応ゾムさんが私を引っ張るように手を繋いではいますが、
やはり隣でゾムさんのお顔を見ながら話したい、です…
私は距離を詰めるかのように歩くペースを上げてみるが、
その分ゾムさんも同じようにペースを上げていくので距離は中々詰められないまま。
私の心も歩く速さと比例するよう、雨に濡れていく。
そんな様子で数分、私はショッピングセンターから10分ぐらいのところにある公園に目を付け、
足が痛いなどの理由でゾムさんと公園のベンチに腰をかける。
zm「……………なんかこういうの懐かしいわ…、」
ゾムさんはさっきの態度とは打って変わって、俯いたままポツリと言葉を零す。
「そやね………」
そうした返事のあと、ゾムさんはまた続けて同じように話し始める。
zm「…エミさん、ってさ……」
zm「………お揃いって好き?笑」
そう言いながらゾムさんは、四葉のクローバーをモチーフにしたブレスレットを紙袋から取り出し、
優しく私の手を取ってそのブレスレットを手首につけてくれた。
「え、!?」
「こんなええもん貰っていいんか……、!?」
zm「いやぁ、だってさ?笑」
zm「俺の上着のよりこれの方が俺をずっと感じられるやろ?笑」
「そ、そうやね………笑」
私は複雑な思いになりながらも初カレからの特別なプレゼントを大事に受け取る。
「………じゃあ、俺からも、…!」
zm「え、なんかくれるん!?笑」
キラキラと目を輝かせるゾムさんとは相反して、私は真剣な面持ちで淡々と話し始める。
「いや、物ではないけど……」
「……あの、ここ数日さ、俺ずっとゾムさんに引っ張られっぱなしやん…」
「今日だっていつもと同じように色んなとこでリードしてくれて、」
「そういうゾムさん好きやねんな、」
「…で、これからもずっとゾムさんに色々振り回されるんかも知れんけど、」
「今だけは俺に振り回されてほしい」
私はゾムさんの手を取り、軽くキスをした後にゾムさんの目を見つめて真っ直ぐ伝える。
「世界で一番大好きや」
「俺と付き合ってくれへんか?」
ゾムさんは驚いたかのように目をパチクリさせてこう言い返してきた。
zm「ちょ、一生モンのプレゼント貰ってもうたやんけ…!!」
zm「これよ!!俺はこういうロマンチックなんしたかってんに…!!!」
私はゾムさんの照れ隠しを微笑ましく思いながら追い打ちをかける。
「返事、くださいよ笑」
zm「……スゥ………はぁ〜〜、」
zm「もちろん付き合うに決まってるやろアホ」
見てくれてありがとうございました!
これにて『王様ゲームの愛が強すぎる!?』完結でございます!
最後、怒涛の甘々を堪能してくださいましたでしょうか!!
今回書いてて自分でも満足度高いです。はい(^^)。
それではまた次の作品でお会いしましょう!
またね!
コメント
8件
完結おめでとう〜!!😭🎉 まさかの最終回、どうやって最後に持っていくのか、ワクワクしてたけど、 まさかのあのエミさんからの告白どんでん返し!! 最高の最終回をありがとう〜😭まじで好きだわ!!

ついに完結!! おめでとうございます!
初コメ! ずっと見てました!!本当にすきー!!!って心の中で避けんでましたっ!完結おめでとうございます!!たっくさん見返させていただきます!!