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│ 女子研究大学を救うことと引き換えに │
│ あなたとの記憶を全て削除します │
│ よろしいですか? │
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│ キャンセル │ 受け入れる │
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突然目の前に現れたゲームのメッセージウィンドウに似たソレ
おなけんのみんなが眠る病室にいたオレ、シード、キル、弐十くんは驚き目を丸くした
「なにこれ」
「さぁ…?」
「冗談にしては手が込んでるね」
「でも、もし本当にニキ達が起きるなら」
「シード……」
震える声、揺れる瞳……
イベント帰りに事故に巻き込まれて眠ったままの5人
命には別状がないと言われたが、起きない5人を見て不安になってしますのは仕方がない
「……じゃあ、オレが押すよ」
「はとねくん⁉」
「ほら、3人よりもみんなとの関係値薄いし?記憶がごっそりなくなってたら不安になるだろうからさ!」
明るく、冗談めかして話す。震える声をごまかすために
「もし本当にさ、5人に忘れられたら3人の知り合いって誤魔化してな?」
これだけ現実味のない事が起きているんだから、この条件も本当かもしれない
でも、もしのもし本当に忘れられたら……
震える指先を抑えながら空中に浮かぶ“受け入れる”を選ぶ
「ん……」
「なぁか、こぇでにく、」
「ニキ!」
「ニキくんたちみんな寝過ぎだよ」
「なんかすまん」
「キルちゃんたちはいいけど、後ろの彼は?」
「っ!」
キャメさんの一言に血の気が引く
覚悟したつもりでいたけど、やっぱりショックがデカい
「俺らのツレじゃけぇ気にせんでええよ」
「それよりほら!ナースコール押して看護師さん呼ばなきゃ!」
「シード悪いんだけどはとねくんのことお願い」
「おん。はとねくん行くよ」
「ごめん、ありがと」
弐十くんとキルが前に出て俺をみんなの視界から隠して意識を逸らしてくれた
騒がしくなる室内を横目にシードが連れられて病室をあとにする
……顔色が思っている以上に悪いんだろう。看護師の1人に心配そうに声をかけられた
その優しさに甘えることもできずに病院をあとにする
「大丈夫け?」
「うん、大丈夫だからシード病院に戻りな?ニキくんたちのサポートしてあげてよ」
「ニキ達んとこはキルくんも弐十くんもスタッフん人らもおる!大丈夫じゃないんははとねくんやろ!」
「ぁ、ぅう~」
我慢していたのにシードのせいで涙が溢れてくる
ニキくん達が起きてくれてうれしいのに、本当に忘れられるなんて…
書けたのはここまで
展開としてかんがえてたのは
はとねくんのメンタルケアするシードとか
実はおなけんの誰かに片想いしてたはとねくんとか(しろせんせーかキャメさんがいいな)
キルちゃんと弐十ちゃんは様子見ながらはとねくんとおなけんをかかわれるよう場を設けるとか
片想いを昇華してシドはとになるとか
最後はちゃんとおなけんの皆記憶取り戻して謝るけどはとねくん若干怯えて3人の後ろに隠れながら顔出すとか
みたいね
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