テラーノベル
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その時ヴィクランの妻のガウリと若いプリヤンカ率いるメスライオンたちが息絶えそうなヴィクランを見て、襲いかかった。
ヴィヤーグラ「テメェらメスライオンに用があるんじゃねぇっ!!」と攻防するしかなかった。
ヴィヤーグラ「テメェら邪魔だっ!!!!」とメスライオンを猫パンチで生々しく圧倒した時、冷静沈着なナースティカが「ロアァァァァ!!!!」と咆哮して襲いかかった。
ナースティカもヴィヤーグラの猫パンチを受けつつ、自らも猫パンチをした。『お前も大変なんだな…俺みたいに色が白くて、目立ってて狩りもできない…お前も俺みたいに母親に見捨てられたんだろ?それでヒューミーに拾われた。
でもこれだけは言えるラージャに手出しはさせない…ラージャを倒したかったら俺を倒してからにしろ…俺はこのネコのムラ社会には属せないが…俺はラージャの親友、ナースティカだっ!!」
ヴィヤーグラ「お前に同情しろってか?嫌な過去を思い出させやがってっ!!テメェは俺の何がわかるんだよぉぉぉぉ!!!!」と
ナースティカ「お前は数ヶ月前、サーカスでヒューミーを殺して脱走した白いベンガルトラなんだろ?ニュースで見たぞ。」
ヴィヤーグラの回想シーン(ヴィヤーグラがジャングルに住む数ヶ月前。
チャンドラは愛情を込めて檻の中に入った。餌をあげた後、弱視によるためなのか視界が不自由なせいで、うっかりヴィヤーグラの目の前で無防備に後ろを振り返り、背中を向けてしまった。
その時ヴィヤーグラは理性より、ネコ科特有の捕食本能が芽生えてしまい、チャンドラに襲いかかってしまった。
ヴィヤーグラが低い声で「ロアー!!」と咆哮して前足の爪でチャンドラの背中を引っ掻いてしまった。多量の血が生々しく飛び散った。
そして激しく暴れ、チャンドラの首を大きな牙で仕留めて、一瞬で息絶えた。
ヴィヤーグラの心の声「嘘だろ…俺…なんてことをしてしまったんだ…なんでパパを殺したんだ…本能には勝てねぇってのか…謝っても謝っても償いきれねぇ…」と悲しく、罪悪感に苛まれてしまった。
そして人間たちに知られてしまい、危険な猛獣と言うレッテルを貼られたヴィヤーグラは殺されないとただひたすら野生へ逃げるしかなかったのだった。)
ヴィヤーグラ「俺は…なりたくてトラになったんじゃねぇ…赤ん坊の頃、ママトラに色が白いことを理由に見捨てられ、大好きなチャンドラパパを抗えない本能で殺してしまった….イエネコみたいに可愛がられた俺なんて…こんな身体と本能のせいでぶっ殺してしまった…だから、イエネコになりたいラージャに、今すぐ復讐をさせろっ!!」と哀しみと怒りでさらに攻撃が増した。
ナースティカ「俺だって、好きで白いバーラトライオンになったんじゃないっ!!でもこの残酷なニュースを見てから、富裕層の家を脱出しようと決心したんだっ!!俺はなりたくてもイエネコみたいになれないとその時思ったんだっ!!だからヒューミーを殺さず本能で逃げるしかなかったっ!!動物として生まれたんだったら、どんなに賢くても知能が高くても….ヒューミーと違って本能に抗うことなんて決してできないんだっ!!特に俺たち大型ネコ科はイエネコと違って身体も大きいし、鋭い牙や爪で意図も簡単にヒューミーを引き裂いてしまうっ!!イエネコ特有のじゃれあいや気まぐれ、甘噛みは、俺たち大型ネコ科がそれをしたらヒューミーにとっては脅威にでしかないんだっ!!!!」
ヴィヤーグラ「辛ぇことをこれ以上思い出させんじゃねぇぇぇぇ!!!!イエネコと俺たち大型ネコ科を比較するんじゃねぇぇぇ!!」と攻防していた。
その時、ラージャは死に際のヴィクランを看取り、臆病だったはずの心を捨てて野生の猛獣特有の本能を呼び覚まして、『ロアァァァァ』と叫んでヴィヤーグラに攻撃。
ナースティカはその場を離れ、「ラージャ、相手はトラだぞっ!!油断したら自殺するようなものだから気をつけろっ!!」
ラージャは怒りに支配されながら攻撃。
ヴィヤーグラ「これで思い知ったか、自然の厳しさってどういうもんかわかっただろ若造がっ!!お前に挑みたかったんだよ、ラージャっ!!」
ラージャ「パパを殺しのはお前だからなっ!!僕は絶対にお前を許さないっ!!覚悟しろっ!!」と攻撃。
ラージャの攻撃にヴィヤーグラはしなやかな身体で防御するが、何度もライオンの群れに挑み、疲れていたのかその時満身創痍になった。
ヴィヤーグラは強烈な猫パンチを放つが、ラージャにかわされ、急所であるお腹を噛まれ、猫パンチを喰らい倒れた。
そしてラージャはヴィヤーグラの顔に何度も猫パンチを繰り返した。
ヴィヤーグラは「わかった、わかった、俺の負けだっ!!」
ラージャ「っえ…?」
ヴィヤーグラ「テメェは自然界の厳しさを知れたし、テメェはこの群れの用心棒だ…ムラ社会を守ってくれ…俺のことなんて恨め。お前のパパを殺したからその覚悟はできてる…」と瀕死の重症を負いながらも立ち上がるのだった。
ライオンたちはただひたすらこの光景に言葉を出すことも威嚇することもできなかった。
ヴィヤーグラは「それじゃあな。いつでも俺に復讐しろ…そん時は待っててやるさ..」とライオンたちを振り返りもせず背を向けて歩き出して、ジャングルの中へ消えていった。
そしてヴィヤーグラは「ここまでライオンの群れが俺に挑んでくるとは想定外だったな…これがライオンの強み…俺はライオンの結束力に負けちまっただけなのかもな…おかげでラージャを覚醒させたのも俺だ…さすがネコのムラ社会と呼ばれるライオンって訳か…」と複雑ながらも少し笑みを浮かべ、走って夜のジャングルを駆け巡るのだった。
TO BE CONTINUED.
コメント
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おおー、第6話読み終えたよ!めっちゃ熱い戦いだった…🔥 ヴィヤーグラの過去が重すぎて切なかったわ。白いトラとしての孤独とか、チャンドラを本能で♡♡♡ちゃった罪悪感…それでも最後に負けを認めて去るところ、めっちゃ哀愁あって良かった。ラージャの覚醒も胸熱!続きめっちゃ気になるわ🐯🦁