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あれは、夏の日差しが眩しい時だった。
「おはよう、ねぇ明日一緒に出かけない?」
そう話しかけてきたのは幼馴染の眞秀だ。
俺は特に用事がなかったのを思い出し「いいよ」と答えた。
「やった!ちょうど新作のアイスが出たから食べたかったんだ」
「そうか。俺もアイスは好きなんだ」
そして、アイスを食べに出かけることが決まった。
俺が住んでいるところはだいぶ田舎だ。
そのため、アイスが売っているところに行くためには自転車で行かなければいけない。
明日、出かけることを知った母さんは「なら、近くのスーパーでご飯を買ってきてちょうだい」と言っていた。
新たに、目的が増えた。でも、休みだから時間はたくさんある。そう思い引き受けた。
翌日、買い物リストを作り大きめのバックに入れや眞秀の家へ行くことにした。
ピンポーン
チャイムが家の中に鳴り響く。
誰だ?と思いでるとそこには眞秀がいた。
「眞秀、早いんだな」
びっくりしながらもそういうと
「えへへ、早く起きすぎちゃって…」
「何時に起きたんだ?」
「5時」
いや、はやいだろと一人ツッコミを入れ家を出た。
自転車で35分ほど行くと街があった。
そこでまずスーパーに行く。眞秀はスーパーの二階の本屋さんにいるといい、分かれた。
俺は買い物リストにある食材(?)を淡々と詰め込んでいく。
そして、眞秀が好きそうなチョコレートもカゴに入れ、レジへと向かう。
バレンタインではないから、チョコをあげても問題ないだろう。多分。
合計2000円ぐらいした。多い時は10000円する。俺の貯金がなくなるのも時間次第だ。
俺の家はお小遣いあまりくれないからな。
祖母に会ったときにもらったりするのが俺の収入源だ。祖母には感謝している。
買ったものたちを袋に詰めていく。この段階がめんどくさくて嫌いだ。そして、眞秀にあげる分のチョコを取り出し
小さい袋に入れる。最近はレジ袋もお金がかかるからエコバックは欠かせない。
ほんの少しでも無駄にしたくないんだ。
え?そんなに金欠ならチョコ買うなだって?まぁ、それは多めにみてくれ。
そして、階段で二階に行く。
眞秀は本屋のすぐ手前にいたから見つけやすかった。
そのあと、眞秀は本を買い、二人で御目当てのアイスクリーム屋さんに行くことにした。