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間柄に名前をつけるなら

148 - 第7章 すれ違う季節 第148話

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2025年08月31日

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机に向かい、赤本を開いたまま止まっていた。

視線は文字を追っているのに、頭の中では別の映像が流れている。


――浴衣姿で褒められた夜。

――さりげなく差し出された手。


「……集中、集中」

小さく呟いて頭を振るけれど、胸の鼓動は早くなるばかりだった。


(悠真さん……今、何してるんだろ)


ため息をついて鉛筆を置く。

窓の外はすっかり秋の夕暮れで、放課後のチャイムの音がまだ耳に残っていた。


その瞬間、机の上のスマホが震える。

画面には「美優」の文字。


『今度の模試、終わったら一緒に勉強会しない?』


(……ちゃんと現実に戻らなきゃ)

そう思ったはずなのに、どこかで「悠真さんにも会えるかな」と期待してしまう自分がいた。

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