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小説書いていただきありがとうございます!!本当に僕のことを間近で見ているかのような内容で、ちびちゃんさんの想像力に改めて驚かされました!😳 質問なのですが、この内容はちびちゃんさんの経験を元にしていますか?
みなさまこんにちは。
天翔です。
今回は僕の過去についてお話しさせてください。
僕は小学生の頃から、友達はあまり居ませんでした。
どう話しかけたら良いか分からなくて、
どうやって関われば良いのか分からなくて、とにかく失礼のないように、自分を
偽って来ました。
無理して楽しいと言って、学校では声を出さないようにして来ました。
僕は神様から愛されない。きっとこの先も、信頼できる人は居ないだろう。
僕じゃ駄目なのかな?僕がそのままで居ても、受け入れてくれる人は居ないのかな?
そう思いながら卒業を迎えた。
そして中学生になっても、変わる事は無かった。
そして僕は一人で好きな事をする。人とゲームなんてした事がない。
だからゲームは一人でやる物だと、ずっと思っていた。
そんな僕にも楽しいと思える事があった。それはネット。
僕はネットで話せる人をある時見つけた。
僕自身を受け入れてくれて、僕の友達になってくれた。
ある日、その人の投稿が消えていた。
アカウントも全部無くなって、何処に行ったのかも分からない。
突然と消えてしまった、友達。
あぁ、そうかネットのデメリットはこれだ。
消えたら何処に行ったのかも分からない。
僕が何かしてしまったんだろう。きっとそうじゃなきゃ、連絡も無しに
消したりしないだろう。「ごめんなさい」その言葉しか出てこなかった。
でも学校だけは行かなきゃ、そう言い聞かせて通い続けた。
誰かとまた話したい。また受け入れて欲しい。ずっと耐えて来た。
神様、僕に友達(幸せ)をもう一度ください。
そうして1年が経っていた。
2年生の初日、結局友達は出来ない。もう慣れた、高校までもきっと一人だなぁ。
ちびさん 「ちびです!好きな事はYouTubeを観ることです!みなさんと
仲良くなりたいです!よろしくお願いします!」
あぁ、明るい人だなぁ。こういう人はきっと、友達がたくさん居るんだろうなぁ。
yuiさん 「yuiです。好きな事はイラストを描く事です。ちびさんと一番
仲が良いです。良ければ仲良くしてください!」
やっぱり、友達がたくさん居るんだ。きっとなれたら楽しいんだろうな。
放課後、夕陽を見ていた。此処で誰かが声をかけてくれたらなぁ。そんな事を考えて居たら、
ちびさん 「天翔さーーーーん!」ビューーーン
僕 「え?」
yuiさん 「行き過ぎですよー!」
あまりの事に身体が固まってしまった。
僕が欲しかった物。それが目の前に現れた。
僕 「お二人とも仲が良いんですね」
皮肉を込めながらそう言った。
yuiさん 「はい!一年生の頃から仲良しなんです♪」
ちびさん 「私の初めての友達です!」
二人は嬉しそうにそう言った。
僕 「羨ましいです。お二人は神様に愛されているんですね。僕は友達とか
居ないので」
そう冷たく返してしまった。
そう言ってくれた。
僕 「どうして…僕…なんですか…?」
怖かったけど、そう勇気を持って聴いた。
ちびさん 「なんとなく勘がそう言っているんです!天翔さんと友達になれば
楽しいって!」
あぁ、これだ。ずっとずっと欲しかった言葉。「楽しい」それが欲しかったんだ。
愚痴を言い合うとか、そういうのじゃなくて、楽しいって想いたかったんだ。
僕 「僕で…良いんですか…?」
ちびさん•yuiさん 「もちろん!」
二人は嬉しそうに笑ってくれた。自然と涙が溢れる。
僕 「ありがとう…ございます…」
yuiさん 「あっ!今日用事があったんだ!お先に失礼します!また会いましょう!」
ちびさん 「また明日ー!…天翔さん」
僕 「はっはい!」
ちびさん 「私…二人目なんです」
僕 「え?」
ちびさん 「中学生の友達、二人目なんです。天翔さん、だから今度良ければ 一緒に
ゲームしませんか?」
僕 「…はい!ぜひ!」
こうして僕の幸せは出来たんです。
最近はみなさんと一緒にゲームをするのが楽しみです。
みなさん、ここまで聴いてくださり、ありがとうございました。
どうか今ある幸せを大事にしてくださいね。