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みー

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Yuria🍓🍨︎︎☁
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白雪.。o○
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◇嘘の、その先
「完璧なドッキリになると思てたのに〜」
「でも面白かったよね」
舜太は嘆いていたけれど柔太朗が結果ヨシだと纏めた。
「編集で切るとこないなぁ」
「え、公開する気なの?」
「え?そやよ?編集終わったら事務所に確認してもらって」
「待て、俺にも確認させろ」
「えぇ…仁ちゃんダメ出しして来そう」
「するだろ!つかコード的にお蔵入りだろこれ」
「めちゃくちゃ面白いのに…」
ドッキリ後の動画の取り扱いまで仁人に指導されてしまい、今日一日の努力が〜と凹みながら、やわしゅんは明日が早いからと先に帰って行き、部屋には元々ドッキリを仕掛けられた側である年上三人が残った。
「…まぁ、これで落ち着いたなら良かったのか、な?」
勇斗が苦笑いしながら言った。
「…下手な事せんでさっさとあの二人にも正直に言った方がいいと思うんやけどな」
太智がため息をつく。
「…だって、柔太朗は何か感じてたっぽくて…俺なんか怖くなって」
仁人が俯いて手で顔を覆う。
「…大丈夫だよ、仁ちゃん。俺たちはこれまで通りでいつものさのじんだから」
仁人の顔を覗き込んで、勇斗がその肩を優しく撫でる。
そんな二人を見て、太智がもう一度深いため息を付く。
荷物を持って立ち上がり「俺も帰るわ」と言ってから、少し考えて足を止めて仁人へひとつ謝罪を入れた。
「あんな?俺は二人が真面目に付き合ってんの知ってるし、それは迷惑かけん限り好きにしてやって思う。
…さっき、三人で逆ドッキリしよってなって俺が当て書きでざっくり筋書き作ったやん?
柔と舜に反対する役が仁人、認めてやろうとする役が勇斗、振れ幅あっておもろいやんって思ったし、実際二人はアワアワしとったしな。
でも…
吉田さん、自分であいつらに言ったことに傷ついとるやろ。
…だから、そういう役させた事は申し訳なく思てる、ごめんな」
ビクッと仁人が震えて顔を上げ太智を見る。
「太智…、俺は…」
「謝ったからな!…佐野さん!この後仁人の事任せたで」
そう言うと、素早く身を翻して太智が部屋を出ていった。
二人きりになって、勇斗がそっと仁人の頬に手を当てて軽く撫でた。
「…仁人、今すっごいネガティブな顔してるけど、とりあえず俺の言いたい事言わせて?」
仁人が不安をにじませた表情のまま恐る恐る勇斗と視線を合わせた。
「…初めにこれは言っとくね。
俺たちは別れたりしないから。
だってせっかくめちゃくちゃ好きな仁人と付き合えてお互い好きで顔見るだけで話せるだけで幸せなのに、恋人特権でキスとかハグとかできるんだよ?こんなの手放せない。
そりゃ大っぴらに出来ないし、隠してなきゃいけないのは辛いけど、それでも」
勇斗の言葉を聞きながら、仁人の瞳が揺れる。
「…メンバーとも友達とも全然違う、こんなに心がどうにかなりそうなくらい俺は仁人が好き」
甘々の表情でそんな切ない告白をされて、目の奥が熱くなる。
『何言ってんの』って言って躱したい。
だって今ここ事務所なのに。
「…あ〜、泣かないで」
困ったように勇斗が仁人の涙を指で払う。
そうして、仁人を胸元に抱き寄せてその頭と背中をポンポンと撫でた。
「…仁人は仁人でいてくれたら、俺はそれで」
「…俺は」
宥める勇斗の言葉を仁人が被せ気味に遮る。
「…付き合ってるのを黙ってるのは皆を騙してるみたいで苦しいし、もしバレたらって考える度に心臓がバクバクするし…
でも、それより怖いのは、バレて別れることになったらどうしようって、
さっき、柔太朗と舜太に別れろって言ったとき、これって自分に言ってんじゃないかって考えたら、俺…」
「仁人」
「…ごめん、俺不安になってばっかりで勇斗に心配かけてる…。
俺だって、勇斗の事が好きだから付き合ってる。
付き合うのやめるなんて出来ないから怖くなった。
…でも、これだけは絶対だって言う。
勇斗が大好きだから、怖いからって離れるのは嫌だ。
……俺は、勇斗と一緒にいたい」
それを聞いて、ふ、と勇斗が微笑んだ。
「…じゃ、大丈夫でしょ、俺たち」
勇斗がぎゅうぅ、と仁人を抱きしめた。
仁人も勇斗の背に腕をまわす。
「…あー、今めっちゃキスしたい」
「…俺も」
仁人の返事に勇斗が『え、マジ?』と顔を覗き込んだ。
「…ふふふ、でもここでしたらさっき柔太朗たちを叱ったのが嘘になっちゃうから」
仁人がそう言って笑う。
「うぅぅ」
残念そうに唸る勇斗の顔を濡れた目で見上げる。
「…勇斗の家行きたい」
付き合う前から今まで、仁人のこの上目遣いに落ちなかった勇斗はいない。
「っ…、」
真っ赤になって挙動不審になる勇斗を見て仁人が目を細めて笑う。
「うはははは!だってここじゃM!LKの佐野勇斗と吉田仁人でいなきゃじゃん!
…でも、二人きりになれたら俺、モード切り替わるんでしょ?」
さっき逆ドッキリの最中に言われたことが、実は本当の事だと二人だけが分かってる。
「〜〜〜じゃ、帰ろ?俺ん家行こ」
「うん」
笑って、二人で立ち上がる。
「あ〜でも明日は朝早いんだよな」
「俺もそうだよ、行かない方がいい?」
「うそうそ、来て!イチャイチャして!」
「うん、する」
メンバー同士としてはギリギリの会話をしながら、二人で部屋を片付け、最後に電気を消して一緒に部屋を出た。
おわり
────────
最後、十分イチャイチャしてるよね(事務所内で)って私も思いました。
2章が書いてて一番楽しかった。
この3章も結構スルスル書けたけど、やっぱり最後纏めるのが苦手なので…
どうでもいいことですが、私の書く話の中で出てくる控え室や楽屋、メンバー以外の人物が存在しない五人だけの聖域にやたらされてるんですが、そうじゃないと際どい会話もさせられないじゃないですか。これからもきっとそんな感じです。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
コメント
2件
これめっちゃ好きです!!! 続きで、やっぱりやわしゅんもつきあってたみたいな話も見てみたいです! できたらで大丈夫なんで、!! 続き楽しみにしてます!
うわあああ第3話読み終えたよ…!!😭💕 仁人が「別れるのが怖い」って本音こぼすところ、マジで胸がぎゅってなった…。でも「勇斗と一緒にいたい」ってちゃんと伝えたの、尊すぎて崩れた。勇斗が「じゃ、大丈夫でしょ」って言うのも、信頼が滲み出ててエモいんだが?! 最後の「イチャイチャして!」「うん、する」←ここの会話、いちゃいちゃ確定済みで最高すぎんか?!?! 2人だけのモード切り替えがもう尊いって…かぼすさん天才か?!🥺💕 続きも全力で待ってるね〜!!🌸💫