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『三章 seek the truth』【中庭】
蛇足さんと藤森さんを探していると、瓦礫だらけの中庭に人影が見えた
荒「あっ!誠!」
藤「…あぁ、探偵君と有名人じゃん。なんかよう?」
荒「有名人って…、荒川瑞稀だよ」
藤「どうでもいいけど、で、要件早く言ってよ。こっちも暇じゃないんだよね」
雷「…どうみても暇そうだけど」
荒「だよな!!俺も思った」
藤「バレちゃった。正直コロシアイが起きないとやることないんだよね」
荒「コロシアイが起きることを望んでるみたいな言い振りだな」
藤「…まぁね、それより蛇足の方に早く会いにいけば?倉庫にいるから」
荒「そうか…、ありがとうな!」
雷「じゃあ俺たちはこれで…」
藤「…あと、藤森誠は本名じゃないから。気安く呼ばないでね」
雷「本名じゃないって…」
荒「何やってんだ?早くいくぞ!ミライ!」
瑞稀に急かされ、本名について聞けなかった
【倉庫】
雷「蛇足さん」
蛇「えっ?あ、雷電さんと荒川さんでしたか」
荒「ちょっとな…、倉庫で何してるんだ?」
蛇「…トリックを考えてるんです」
雷「それって殺人を起こすってこと…!?」
蛇「違います…、小説の内容です」
荒「あー、確か吾郎って小説書いてたよな。俺読んだことあるぞ」
蛇「ここを出たら、ここでの体験を小説にしようと思うんです。少し妄想も混じれて」
雷「死亡フラグっぽいですね」
蛇「確かにね、でも大丈夫。私を殺したって誰も見つけられませんよ」
荒「?」
舞「あっ…、みなさんここにいたんですね」
雷「舞園さん、どうしたの?」
舞「星空さんがみんなを集めるようにって…」
そう伝えられ、舞園さんを含め4人で体育館へ向かった