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夜、


私と剣持のお母さんは仲が良いので今日は剣持の家でお泊りをしていた。

母たちは自分たちの子供の話やお菓子などなどいろいろなをしている。

だが体育祭の話は全くでない、


明日体育祭って知ってるお母さん、??と思いながら聞いていたけれどそろそろ私たちは話を聞くのに飽きてくるころあいだ。


話が止まらない母達に「おやすみ」と二人でいい二階に行った。






部屋に入ってふと思っていたことを口に出す。




『ねぇ、』



剣「ん?」



『剣持は佐藤さん嫌いなの?』



剣「え、??」


剣「何急に、 …。 」




剣「気になり始めたりでもした?」


そういって剣持はつらそうな表情でへらっと笑う。

剣持のその表情嫌だな、と思う。


気になる…か、、

これで嘘ついたらもっと私が嫌な表情をするのかな、



『いや、…。』



『ほんのちょっとだけ、』




剣「…っ」



『ぇ、』





なんでそんなつらそうな表情をするの?

いつもの笑顔が好きなのに。





剣「そうですか、」



なんでだろ、涙があふれそうだなぁ…。




『…、ごめん、っ』



剣「なんであやまっ、…!?」








私は耐え切れず剣持の部屋を出れ自分のベットが置かれている場所へ戻った。



なんで泣いちゃうんだろ、

自分の気持ちがわからないよ…、



なんだか心に霧のようなもやがかかっているようで、自分でも私の気持ちが理解できていない気がして。

私はただただ自分の胸を手でぎゅっと抑えた。



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