朝になる。
しっかり弔くんに後ろから抱きしめられながら眠っていたようだ。
弔くんの身体は雪のように白いけれど、温かい。
身体は細いけれど、身体はちゃんとガッチリしていて抱かれ心地が良い。
安心すると言った感じだろうか。
窓からチュンチュンと鳥の声が聞こえ私は、毎朝弔くんよりも先に起きる。
弔くんたちと居るようになって数日____
黒霧「凛さん、おはようございます」
起きて、いつものバーにいる黒霧さんが
コーヒーと軽い朝食を用意してくれている。
本当になんて素晴らしい生活なんだろう!
バーに来ると、いつも黒霧さん立ってるけど
いつ寝てんだ?この人w
そして、しばらくすると弔くんが
バーに入ってきて
「凛!なんで勝手にいなくなるの!」
と叫び、私をギュッと抱きしめる。
『弔くんが起きるのか遅いからだよ』
だなんて言うと
「俺から離れないでって言ったでしょ…」
と口をとがらせて呟く。
可愛い____
『大丈夫だよ』
「ほんと?」
『ほんと』
弔くんの頬を両手で包み、
『離れないよ』
と、言うと
「凛…….、が、朝起きるといないの不安なんだ、、俺が起きる時も寝る時も一緒にいてほしい」
と。
『弔くんがもうちょっと早く起きれたらね!』
弔くんから離れて
ニコッと笑い、言う。
すると
黒霧「仲がよろしいことで」
と黒霧さんも目元を緩ませ言う。
ここ数日、弔くんの嫉妬?弔くんが私が離れたら抱きついてくるのが可愛くて仕方がない。
弔くんには悪いと思ってる、
けどね?
毎日11時頃に起きる弔くん。
こんなのお腹が鳴って仕方ないよ!!
今までずっと朝ごはんを食べて毎日のように仕事に行ってた生活をしていた。
なのにここに来てからは、毎日こんな好きと言ってくれる人がいて毎朝コーヒーを用意してくれて軽食が出てくるような優雅な生活____
この先弔くんの生活に合わせられるようになるだろうか
けれど弔くんが可愛いからしばらくこのままで________
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