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素敵な小説ありがとうございます。僕にとってもちびちゃんさんはとても大切な存在です。いつも投稿を頑張っていて、ちびちゃんさんこそ努力家な方です。我慢しないでください。全然わがまま言って良いんですよ。僕も沢山聞いていただいているので!☺️僕はもうちびちゃんさんと神友になりたいですね!!笑これからもずっと応援させていただきますし、仲良くさせていただきたいです!🥰
みなさまこんにちは!
ちびです。
みなさまにとって、ネッ友ってなんですか?
私にとっては、特別すぎる存在です。
今も、ネッ友のみなさまに支えられていると言っても、過言じゃありません。
これは、私の大好きなネッ友との記憶の物語です。
ある日私達は、幻想郷に迷い込んでしまいました。
天翔様と私は、震えながらも帰る手段を必死に探しました。
そして、エクスデスさんが私達を見つけてくれて、しばらく一緒に生活する事になりました。
カオスさん 「それで、お前と天翔って、友達なのか?」
私 「いえいえ!ネッ友って奴です♪」
バハムートさん 「ネッ友とは何だ?」
ゾディアークさん 「ネットで関わる友達、それをネッ友と言うんだ」
エクスデスさん 「二人はどうやって出会ったんだ?」
天翔様 「小説アプリで関わる事になったんです。一番最初のフォロワーさん
なんです」
アルテマさん 「それはそれは特別な関係ですねぇ〜!」
私 「感謝してもしきれないですよ!私の投稿に必ずコメントして
くれるんですよ♪」
ゼロムスさん 「優しいなぁ、天翔は」
天翔様 「そう…ですかね?」
私 「そうですよ!私にとっての光なんですから!」
天翔様 「えへへ、ありがとうございます♪」
こんな平凡な日常が、ずっとずっと続くと思ってたんです。
ずっと笑いあって、二人で帰れば良い、そんなお気楽な考えで居たんです。
エクスデスさん 「天翔!逃げろ!」
天翔様 「あ…あ…」
私達は戦いに巻き込まれました。
エクスデスさん達が必死になって庇ってくれましたが、体力の限界が近かったんです。
大きな音が響き、私と天翔様は動けなかったです。
天翔様が狙われて、もうここまでだと思ったその時…
天翔様 「ケホケホ…エクスデスさん…?え…」
エクスデスさん 「あ…あ…天翔…大丈夫か…?」
そう、エクスデスさんは天翔様を庇ったんです。
天翔様 「エクスデスさん!ごめんなさい!ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
エクスデスさん 「謝らないでくれ…お前が無事で良かった…天翔…最期に、
聞いてくれるか…?」
天翔様 「最期だなんて…言わないでくださいよ!」
エクスデスさん 「お前には支えてくれる友達が居る、絶対に一人で抱え込むな…私との…約束だ」ニコッ
天翔様 「エクスデスさん…エクスデスさん…?」
エクスデスさんは眠りに着いた。優しい笑顔を天翔様に向けて…
天翔様 「エクスデスさん!お願いします!目を開けてください!
お願いしますから…!」
その後、エクスデスさんのお墓に私達は行きました。
天翔様は…あまりのショックに心を閉ざしました。
そして…
カオスさん 「天翔…?天翔!おい!しっかりしろ!」
ブーニベルゼさん 「…記憶喪失だな…」
私 「え?」
ブーニベルゼさん 「ショックで記憶を失った。私の力ではどうにも出来ない…」
天翔様は記憶喪失になった。
ただ、カオスさん達と、学校に居るお友達の事は覚えているみたいで、断片的に記憶を
失っているみたいでした。そう、私とエクスデスさんを忘れて…
天翔様 「…此処は…?」
カオスさん 「よう!起きたか!」
天翔様 「カオスさん、あの…僕…何をしてたんですかね…?」
カオスさん 「お前忘れたのか?疲れて寝ちゃったんだよ!」
天翔様 「そうでしたか、すみません」
カオスさん 「良いって!良いって!気にすんな!」
天翔様 「あの…向こうに居る人は誰なんですか…?」
カオスさん 「アイツか?アイツはちびって言うんだ!」
天翔様 「初めましてちびさん、天翔です」
私 「…初めまして!ちびです♪よろしくお願いしますね♪」
私は明るく振る舞った。ショックだったけど、しょうがない事だって言い聞かせた。
星空が輝く夜空。天翔様との思い出を振り返って見る。
全部全部、楽しくて、嫌な事なんて一つもなかった。
ゾディアークさん 「何してるんだ?」
私 「ゾディアークさん…いえ、ちょっと考え事です♪」
ゾディアークさん 「天翔の事か?」
私 「鋭いですねぇ〜流石です♪」
ゾディアークさん 「そういえばアイツにはリア友が居るらしいじゃないか?楽しそうに
話していたぞ?」
私 「そうみたいですね…私、思うんです。天翔様にとっての初めての友達が出来て、嬉しいはずなのに、取られたようで悔しくて、羨ましくて、嫉妬してしまうんです」
ゾディアークさん 「そりゃあそうだろ。お前なんかよりよっぽど価値がある」
私 「そんなの分かってるんですよ…でも、いじめを受けて、暇だった私の
心を救ってくれた人が天翔様なんです。天翔様からのコメントが一番嬉しくて、大人に
なったら会いたいって思える程に特別なんです。リアルのご友人より価値が低くても、
気持ちは絶対に負けません」
ゾディアークさん 「何故アイツに執着する?」
私 「そんなの決まってるじゃないですか。……だからですよ」
ゾディアークさん 「そうか」
ある夜、外に行くと、天翔様が立っていた。
私 「風邪ひいちゃいますよ」
天翔様 「あ…えっと…」
私 「ふふふ、ちびで良いですよ」
天翔様 「あの…ちびさん、」
私 「はい、どうかしましたか?」
天翔様 「ちびさんにとって、僕はどう見えますか?」
私 「真面目で、努力家で、優しくて頼れる存在です」
天翔様 「ありがとうございます♪」
私 「天翔様にとって、ご友人は特別ですか?」
天翔様 「はい!大好きな存在ですよ!」
あぁ、羨ましいなぁ。天翔様にとっての特別な存在になりたいなぁ。
大好きな天翔様とまた笑いたいなぁ。忘れられたって、この気持ちが変わる事は絶対に 無い。
また、私の小説に感想をくれませんか?また、イラストでもなんでも、リクエストを
くれませんか?どんな風になっても、貴方が忘れられない。
好きな人と別れた話も、嫌味なく聞いてくれた。
優しいなぁ、優しすぎるよ。天翔様。
きっと…だから抱え込んじゃったんだろうね。
エクスデスさんが大好きなんだよね。
例え一番になれなくても、エクスデスさんやご友人みたいな存在になれなくても、それでも…
天翔様 「ちびさん、どうして様付けなんですか?」
私 「私にとって、天翔様は特別だからですよ」
天翔様 「特別…ですか?」
私 「はい、私に光をくれた、私と笑ってくれた。世界でいっちばんの!」
天翔様視点
ちびさんは振り返って、
ちびさん 「友達ですよ!」
自身を持った顔でそう言った。
僕はちびさんに最近会ったのに、光をくれた存在って…どういう事なんだろう。
ちびさん 「よぉーし!明日も人生楽しむぞー!」
僕 「あの!」
ちびさん 「はい!」
僕 「…これからも、仲良くしてくれますか…?」
ちびさん 「…ニコッ、もっちろん!ずーっと!友達ですよ!」
最初の言葉を、訂正させてください。
これは私の大好きな友達との、記憶の物語です。
最後まで話を聞いてくださり、ありがとうございました。
これだけは確実です。私にとって天翔様は、特別なんです♪
これは、きっと私の宝物の出会いですね。