テラーノベル
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Q_が好きな食べ物は
Aオムライス。
Q_が好きな色は
A黒。
Q_が好きなタイプは
A一緒にいて楽しい人。
Q_が好きなスポーツは
Aサッカー
Q_の好きなことは
A運動すること
Q_のアレルギーは
Aいくら
Q_の身長は
A170
Q_の体重は
A62
Q_の好きな髪型は
Aポニーテール
Q_の一番は
A私。
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私は 全部知ってる。
彼が 私のことを何も知らないことも 知ってる。
『 ずっと一緒にいよう。 』
そんな小さい頃にした 馬鹿げた約束を 私は今も信じてる。
多分 彼は忘れてしまったんだろう。
時が経つにつれ
気づけば 肩の距離が 遠ざかっていた。
きっと小さい頃は
私の一番は 彼だったし
彼の一番も 私だった。
だった はずだ。
でも
私に向けられていた 優しい眼差しと 無邪気な笑顔は
いつしか 冷たい眼差しと 無表情に 変わっていた。
彼は 変わった。
私も 変わった。
彼の目線の先は 私ではなく
私の隣に 注がれていた。
悔しさと 嫉妬で
彼と 話すことは ほとんど無くなっていった。
それが 私と彼の心の距離を
更に遠ざけることだと わかっていながらも。
仕方なかった。
既読の付かない LINE。
帰ってこない 返事。
長いこと合っていない 目。
一向に縮まらない 距離。
それでも
たとえ この想いが 一方通行だったとしても
諦める理由には ならなかったし
諦めようとも 思わなかった。
でも彼とあの仔の想いが 交わった時。
私は どうすれば良かった?
私は目線すら 交わらないのに。
私のことなんか 見向きもせずに
私の気持ちなんか 想像もしてないような
能天気な表情で おにぎりを頬張る
君が 憎くて
好きだ。
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