最近、紅茶がかまってくれない。近頃ずっと、あいつの隣にいるのは僕じゃない。
正直、もやもやしている。
…もうひとりの、同居人に。
🐎「…最近そいつに構いすぎじゃない?」
ソファでテレビを見ている紅茶に声をかけた。近頃はずっとこんな調子だ。
声をかけると、テレビの電源を切った。
☕️「…んー?後でええか?」
🐎「なっ…」
僕より、そいつの方が大事なの?
やだ。一番は、ぼくがいい。
🐎「…やっぱり、僕じゃダメ?最近かまってくれないし!」
☕️「…」
☕️「そういうわけじゃないねんけど」
🐎「じゃあなんなのさ!」
僕が少し声を荒げると、紅茶は振り返ってこう言った。
☕️「こいつ、可愛いやろ?」
紅茶がぼくの前に掲げたのは、最近やってきた同居人。
☕️「最近、寂しくて、な」
…それは、小さい、布で出来た僕。
最近ニート部で出たグッズの試作品をkunさんから貰ったのだ。
🐎「僕がKUNさんから貰ったやつだけどさ、そのぬいぐるみ」
🐎「しばらくなにも言わなかったけど、もう我慢の限界」
🐎「…いい加減、本物のぼくを見てよ…ッ」
最近、忙しそうな紅茶を気遣って言及してしなかったけど、かと言って何も言わなければ僕を無視してぬいぐるみと一緒にいる。そんな光景をここ数日大人しく見ていたけど、もう耐えられない。
…嫉妬だ。よりによって、ぬいぐるみの僕に。なんて情けない。きっと笑われるんだろうな。
☕️「そ、そんなにか…?」
🐎「…ッそうだよ、」
…僕を笑わないの?
☕️「ごめんな、気づかんくて」
そういうと、紅茶はソファから立ち上がってこちらに来る。
🐎「な、なに…っ、!?///」
チュッ
驚いている間もなく、僕の口が塞がれた。
🐎「ん、んぅ…っ///」
☕️「…」
🐎「は、っ…ん…」
な、長い…。もう息が…っ!
必死に紅茶の胸板を叩いて抵抗する。
🐎「プハッ…長すぎっ…///」
いきなりキスしてきた紅茶はというと、息を切らした様子もない。何故かそれが無性に気に入らなかった。
☕️「最近、お前がグッズの事ととかで忙しかったやん?」
☕️「やから、邪魔せんとこうと思ってな。ぬいぐるみのお前で我慢しとったつもりなんやけど。不安にさせとったんやったら…ごめん。謝る」
☕️「そんで…お前が良かったら…今夜、するか?今まで我慢させとった分、沢山」
🐎「…え、」
🐎「…やる。やりたい…//」
急なお誘いでビックリした。けど…嬉しい。
でも。それだけじゃダメ。
🐎「ちょっとムカついたから僕の好きにさせてね?♡」
☕️「…へ?」
楽しい楽しい、夜の始まりだ。
コメント
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どうか、どうか続きを、!