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※カンヒュ 仏英
※仏→→→→→英→→→→→日→→→→←←←←米
※句読点を打っていない故読みづらい可能性有
1話 片思いをしている君に片思い
(前半 英視点) (後半 仏視点)
英「………………///」
小説の私といえば午後の紅茶を嗜(たしな)んで
フランスに小賢(こざか)しい冗談を浴びせられる
もちろんこの世界でもフランスは
私に話しかけてくる なんともウザったらしい
まぁでもそんなことは今はどうだっていいのです
なんせ視界に日本さんが映っているのですから
英「話すことができれば…………///」
紳士というあだ名をもちながら恋愛に対して
私は何も分からない
だから仕方なく窓越しに貴方を見つめている
そんな少し変態じみた行為が
秘密の習慣となってしまった
仏「いっぎ〜りす〜!」
…現れた……何故そんな楽しそうに……
こちらに寄ってくるのか……
その笑顔が…その眼差しが…日本さんなら……
もっと美しいはずなのに……
いえ…そんな失礼なこと…今は考えてはいけない…
英「…なんですか ふらかす」
仏「ぷはっ!笑相変わらず酷い態度〜!
そんなに僕のこと嫌いなの〜笑」
英「別に…嫌ってはいません」
本当にそんなつもりで言っているわけではない
仏「じゃあなんで〜?他の奴らにもそんな態度な
の〜?」
英「……そうっいう…わけ…では……」
肯定しても否定しても結果が醜すぎる
質問を投げかけられて言葉が詰まる
仏「じゃあ僕だけにそんな態度とるの〜?」
………………何故そこまで問い詰めるのか…
相手を困らせたいのか?
英「それっは………………」
仏「表情崩れてんね〜そんなに困ってんの?」
英「…笑わないで…………」
惨めで泣きたくなる……やめて…
仏「はいはいっごめんねこれあげるから許して?」
英「…マカロン…………」
仏「今日は帰るから また明日にでも会おうね」
華奢な身体を揺らして去っていった
あの姿で男性とは到底信じられませんね…
ですが…決して私好みではない
英「…日本さん…………」
感謝を言えなかったことを悔やむでもなく 惨めな自分を殴りたくなる気持ちも…
そんなものは今の心中になかった
会いたくて話したくて仕方ない_
-仏視点-
……いぎりす…何を見ているの?僕には見えない…
でも…その目…僕はよく知っている
君の気持ちなんて容易に分かる
いや…嘘かもしれない 僕の思い込みかも……
誰に向けてそんな顔をしているのか…
ここからじゃ見えないよ……
早く止めにはいらないとっ!
僕「いっぎ〜りす〜!」
最大限笑顔で…でも心は真剣に…
君「…なんですか ふらかす」
………………話すうちに分かる…
その態度…… 僕にしかしていないって…
だけど…それが好意からなのか嫌悪からなのか…
1番知りたい部分を知らせてくれない
…いいね 凄く楽しい 震えあがりそうなくらいに…
君「…笑わないで…………」
あらら…泣きそうになっちゃって…可愛いね…
おっと…隠さなきゃだよね……笑
問い詰めて困らせたのは僕なんだし
その後は マカロンをあげて多分許してもらった
ほんっと可愛いね〜いつ見てもどこ見ても僕好み
少しの間 いぎりすとの会話を思い出して堪能する
そしてあのことも思い出す…僕見ちゃったんだよね
君があのとき…誰を見ていたのか…知れて良かった
今から追っかけないとね だいじょぶだいじょぶ
傷つけたり危険なことなんて一切しない
小説を不穏なものに仕立てあげるつもりはないよ
僕「じゃあそろそろ行こっかな」
いぎりすを惚れさせるのは僕だ 君ではないよ
無自覚だろうとなんだろうと…そんなこと関係ない
…僕が許さない ただそれだけのこと
分かっているよね 日本_