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凛潔 監禁 バッドエンド
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どこから間違えたのか……
なぜこうなってしまった。
あぁ、ここに監禁されて何日経ったのかもう分からない。
太陽の光が恋しい……
誰か助けてくれ……
「おい、潔、飯の時間だ」
「凛……おはよう……」
「今日はちゃんと挨拶できんのか。」
「……」
「おい💢返事しろ💢」
「Σ( ˙꒳˙ ;)ビクッ」
「ご、ごめん。」
「チッ、まぁいいか」
「ほら、口開けろ」
グイッ
俺、潔 世一はこの糸師 凛に監禁されている。きっかけは1週間前のことだ。俺と凛は付き合っていた。お互いに歪な関係のままお酒を飲んだり、仲良くしていた時に俺から告白して交際がスタートした。お互いにプロになって忙しかったし、チームが違く、ドイツとフランスでそれぞれ住んでいたから必然的に会う回数は少なかったが、休みが被った時や記念日には2人でデートをしたりして、楽しくやっていた。時には身体を重ね、それはそれは順風満帆な恋人生活を続けていた。
だが、そんな中、俺が所属しているドイツのバスタード・ミュンヘンで事件が起こった。俺は同じチームのカイザーと、ノアの司令で買い物に来ていた。そこを記者に運悪く撮られてしまったのだ。
翌日、新聞にはカイザーと俺の交際疑惑が一面に飾られた。それを見たのか凛は新聞が発行された当日に俺へ電話をかけてきた。
「おい💢あの記事はどういうことだ💢」
「違うんだよ、凛。」
「何が違うって?」
「俺とカイザーはノアの司令で買い物に行ってただけなんだ。そこを運悪く撮られちまって」
「私服でか?💢」
「ユニフォームで行くと目立っちまうだろ!」
「はん💢 どうせそっちでも他人を誘惑してるんだろ💢」
「は?」
「お前はすぐに周りの奴らをたぶらかすからな」
「この尻軽野郎」
「お前……💢」
「おおよそ一緒に写ってたやつもお前にたぶらかされてお前にメロメロなんだろ。」
「やっぱりお前は尻軽……」
「黙れ!そんな事言うならお前なんか別れてやる!!」
ブチッ!!
そこで俺から強引に電話を切った。そこから俺は自分の部屋にある凛の私物を全て捨てた。そして、部屋を引っ越した。
数日後
「あぁ、やっと終わった〜!!」
新しい部屋に引越しの荷物を入れてダンボールを全て開封し、引越し準備が完了した。それにしてもあの電話から凛からの連絡はない。やはり、そんなに俺のことが好きではなかったようだ。ただ俺のわがままを受け入れていただけだったんだな。これでもう凛とは元のコートで互いに喰いあう歪な関係に戻ったということだ。
「あぁ悲しいな」
ポロポロッ涙が溢れて止まらない。凛との恋人関係は俺にとっちゃ結構楽しかった。だから、凛と別れたことは少なからずショックだった。
「カイザー」
ふとカイザーの顔が思い浮かび、その名を読んだ瞬間
「おい……」
近くで聞きなれた声がして顔を上げるとそこには凛がいた。
「なん……」
「お前、今、なんつった?」
「え?」
「カイザーだと?」
「!!!( ゚д゚)ハッ!!!! それはちが……!」
「黙れ!」
「やっぱりお前には首輪をつけておかないとな」
「え?」
グイッ凛は潔をお姫様抱っこで持ち上げ、ベットルームに連れ込んだ。潔がいち早く勘づいて、「やめろ!ヤリたくない!」と暴れまわったが時すでに遅し、凛に手首をつかまれ、身動きが取れない状態になっていた。
「凛……」
「お願いだからやめてくれ……」
「やめねーよ」
「なんで……」
「てか、お前、なに勝手に別れたつもりでいるんだ?」
「部屋も引っ越して俺の私物も全部捨てたようだな」
「だって」
「だってもくそもねぇよ!!」
「お前がそこまで俺を振り回したいならお望み通り振り回されてやるよ。」
「手錠と足枷付きでな」
ガチャッ!ガチャッ!
「へ!?」
足と手を見るとそこには手錠と足枷がつけられていた。
「や、やめ!」
どんなに暴れてもビクともしない。
「やめろ、足も傷つくぞ」
ピタッ
「凛、なんでこんなこと……」
「あ?お前が別れるとか言ったすぐ後に別の男と付き合おうとしてるなんて知ったらこうするしかねぇだろ」
「だから、ちが……!」
ぢゅっ
「んっ」
ヌルッ
「んッ…///」
凛は俺に有無を言わさずキスをして俺の唇を塞いだ。途端に唇の間から凛の舌がねじ込まれ、あっという間に俺はメスに成り下がってしまった。グチュッグチュッ凛と俺の唾液が混ざり合い、いやらしい水音が部屋中に広がる。
「んっんんッ…///❤」
必死に抵抗しようにも手錠と足枷、それと手持ちよくなっていく体には抗えなかった。そのまま何分か俺は凛に一方的に深いキスをされ、ヘロヘロになって眠りについた。
朝目が覚めると俺が新しく引っ越した部屋ではなく、壁一面がコンクリートで作られているまるで牢屋のような部屋にいた。
「ここはどこだ?」
そう思い体を起こそうとすると手錠と足枷が付いていて、なぜか真っ裸だった。手錠と足枷はベットの柵に繋がれていて一切身動きが取れない状態になっていた。それよりも驚くべきは真っ裸だということだ。この歳で裸でベットに寝させられているという状況に顔が赤くなった。隠そうにも手錠で繋がれているのでそれは不可能だ。というかここがどこで今が何時なのかも確認できていない。ここは天井に照明がひとつとドアがあるだけで窓が見つからない。なので今が何時かも分からないようになっていた。俺はこの状況から察するに監禁されているんだと思った。そして俺を監禁しているのは昨日俺の部屋に押しかけてきた凛だということも予想がついていた。そしてここからどう逃げたそうかと考えていた時にガチャッとドアの開く音が聞こえた。
「起きたのか」
そこには凛がおぼんを持って立っていた。
第一章終わり
どうでしたか?ちょっとノベル版だと読みにくいかな?でも、頑張って書いたので、最後まで読んでくれた人には感謝です!!
あ、あと大事なことだから2度言いますが、これはバッドエンドなので、ハピエン厨の方は今のうちにお逃げ下さい!!
じゃあ、また2章でお会いしましょう!!
コメント
2件
ありがとうございます!! なるべく早く続きを出せるように頑張ります😊😊
めちゃ好きです 好きすぎて♡300まで押しちゃいました