「スビナ、綺麗だね…。」
彼は毎日、僕の頬に触れながらそう言う
「ヨンジュニヒョンこそ、綺麗ですね。」
ヒョンは本当に、毎日…美しかった。
艷めく黒髪にキリッとした目、 それとは反対にふわっとした可愛らしい唇、
くしゃっと笑うヨンジュニヒョンの笑顔が大好きだった。
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「スビナが居なくなっちゃったらさ、俺死ぬからね。」
ヒョンは平気でそんなことを言う人だった。
でも僕はそんなヒョンが大好きだ。
大好きで大好きで、おかしい程。
「僕はヒョンが居るから生きてるのに、居なくなるわけないじゃないですか。」
お願い、居なくなるものだと思わないで。
僕はヒョンの全てになりたいんです。
ヒョンの細胞になりたい、嫌でも傍に居たい。
なれないなら、死にたい。
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「…(怖い。)」
僕は今、街灯に輝く夜の街を見渡している
そして今から、この夜の街に飛び込んしまおうと思ってる。
この高さから飛べば、グチャっと潰れて
僕なんて分からないほどに、僕じゃなくなるんだろうな。
「スビナっ…!!!!!」
「っ、?」
僕の大好きな声。大好きな人。
ねえヨンジュニヒョン、僕が潰れても、
僕だって分かってくれますか?
ねえヨンジュニヒョン、気持ち悪いかな。
その美しさの前でなら、簡単に死んでいけるのに…。
「なにやってんの、危ないだろっ、!」
あぁ、僕。何してるんだろう。
「ヨンジュニヒョン…ここって、こんなに綺麗だったんですね。」
夜中で人は誰もいない。
輝くビルだけが僕を包んでくれた。
「スビナ、…早く俺のとこに来て、行かないで、好きなんだよ…。」
“好き”
「ヨンジュニヒョンの好きは、僕と同じ好きじゃないんですよ。」
空になりたい
風になりたい
鳥になりたい
僕は泣く
そうしたらヒョンは笑うかな。
「…俺は、本当に好きなんだよ…その、付き合いたいと思うし、そういうことも… したいと思う。俺だけのものになって欲しいし、俺以外と仲良くして欲しくない。お前が…お前がいなくなったら俺、生きていけないんだよ…、。 」
「…っ、」
思わず黙り込んでしまった
そんなはず、ないと思ってたから。
今までずっと僕だけが好きなんだと思ってたから。僕以外に見せる笑顔が特別に見えて、僕なんてなんの意識もされてないと思ってたのに。
もしもこれが夢なら、ずっと覚めないで。
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「ぅっ、(泣) 死にたいなんて嘘でっ…本当は…生まれてきたくなかったんです…っ僕、。」
僕は彼に泣きついた、子供のように、彼の腕の中で、彼の香りに包まれて。
その瞬間が、僕の人生だった。
ヒョンが居なかったら、僕は世界の色を失う。
「俺がいるから…俺だけ頼って、こんな世界でも、俺が光をあげるから…消えないで、。」
優しく、どこか切なく僕の頭を撫でていた。
何度も何度も、手を震わせながら、暖かく。
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あの日の事を、今でもふと思い出す。
こうして、僕の大好きな人と手を繋いで
キスをして、ハグをして。
あの日、ヒョンが居なかったら
僕は霊になって、後悔していたのかな。
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「ねえヨンジュニヒョン、好きですよ。大好きです。愛してます。」
「え、ど、どうしたのスビナ…!」
「俺も愛してるよ?」
「ふふっ笑なんでもないです笑」
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