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🥺※スランプ中

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3,411
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『悲鳴』
(放課後・大学)
夕方。
空が少し暗い。
えとは委員会の仕事で遅くなっていた。
教室。
えと
「あとこれまとめたら終わり……!」
カタカタ。
真面目に作業中。
⸻
その頃。
校門前。
ゆあん
「……。」
壁にもたれて待機。
完全に“迎えに来た彼氏”。
女子A
「また待ってる……」
男子A
「毎日いるなあいつ。」
⸻
ゆあん、スマホ見る。
📱『まだ?』
既読つかない。
ゆあん
「……。」
その時。
遠く。
「――っ!!」
悲鳴。
校舎裏方向。
ゆあんの目変わる。
⸻
同時。
委員会室。
えと
「!?」
えとも聞こえた。
女の子っぽい声。
えと
「誰かいる……!?」
すぐ立ち上がる。
委員長
「鄧華!?」
えと、迷わず走る。
困ってる人放っておけない。
⸻
校舎裏。
暗い。
女子生徒が数人の男子に囲まれてる。
女子生徒
「やめてください……!」
男子
「いいじゃんちょっとくらい〜」
えと
「だめ!!」
全員振り向く。
えと、息切らしながら立ってる。
男子A
「……は?」
えと
「嫌がってるじゃん!」
女子生徒
「……!」
助け来た。
でも。
次の瞬間。
男子たち、えとの顔見て止まる。
男子B
「え、待って。」
男子C
「この子……」
有名人。
写真集の子。
学年トップ。
あと』
(校舎裏)
女子生徒
「や、やめてください……!」
男子たちが囲む。
えと
「だめ!!」
飛び込むえと。
男子A
「は?お前――」
次の瞬間。
えと
「えいっ!」
ドンッ!
男子A転ぶ。
男子B
「!?」
えと、運動神経かなり高い。
避ける。
押す。
蹴りじゃなく体勢崩して転ばせる。
完全に“怪我させない制圧”。
⸻
男子C
「なんだこいつ!?」
えと
「女の子嫌がってるでしょ!」
さらに一人転倒。
パニック。
結局。
ヤンキーたち全員地面。
えと自身も驚いてる。
えと
「……あれ?」
女子生徒
「す、すご……」
⸻
えと、すぐ女子生徒へ駆け寄る。
えと
「大丈夫!?」
女子生徒
「は、はい……」
えと
「怪我ない?」
優しく声かける。
その時。
後ろ。
一人。
完全には気絶してなかった男。
ふらふら起きる。
目の前。
鉄パイプ。
男
「……っくそ。」
握る。
⸻
えとは気づいてない。
女子生徒だけが見える。
女子生徒
「えとちゃん後ろ――」
ブンッ!!!
鈍い音。
ガンッ!!
えと
「……っ。」
視界揺れる。
頭。
強打。
⸻
えと、数歩ふらつく。
女子生徒
「えとちゃん!!」
えと
「……あ、れ。」
そのまま。
力抜ける。
どさっ。
倒れる。
⸻
男
「はっ……ざまあ……」
連れ去り』
(校舎裏)
えと
「……。」
倒れたまま動かない。
頭から血。
ぽた、ぽた。
女子生徒
「えとちゃんの血がっ――!!」
震える声。
パニック。
⸻
ヤンキーC
「ちっ……。」
倒れた仲間を見る。
でも。
視線はえとへ。
ヤンキーC
「……この女。」
有名。
顔も。
価値も。
知ってる。
⸻
女子生徒
「だ、だめ……救急車――」
ヤンキーC
「お前もういらないから帰っていいよ。」
女子生徒
「え……?」
冷たい声。
怖い。
女子生徒、後ずさる。
⸻
ヤンキーC
「おい起きろ。」
倒れてた仲間蹴る。
数人なんとか起き上がる。
ヤンキーA
「っ……。」
ヤンキーB
「いてぇ……」
ヤンキーC
「この女連れてく。」
女子生徒
「だめっ!!」
止めようとする。
でも怖い。
足震える。
⸻
その間に。
えとは抱え上げられる。
ぐったり。
反応ない。
オレンジ髪に血がついてる。
女子生徒
「えとちゃん……!」
泣きそう。
⸻
ヤンキーC
「騒いだらお前も終わり。」
女子生徒、固まる。
恐怖で動けない。
そして。
ヤンキーたち。
えとを連れて暗い路地へ消えていく。
⸻
数秒後。
校門側。
ゆあん
「……。」
静止。
地面。
血。
えとの髪留め。
そして。
泣きそうな女子生徒。
ゆあんの顔から表情が消えた。
『間に合わなかった』
(数分前)
校門前。
ゆあん
「……遅い。」
スマホ見る。
既読なし。
でも。
いつもの委員会だと思ってた。
⸻
その時。
遠くで悲鳴。
ゆあん
「……。」
正直。
どうでもよかった。
知らない誰か。
興味ない。
でも。
嫌な予感。
ゆあん、舌打ちして校内へ向かう。
⸻
委員会室。
ガラッ!!
委員長
「うおっ!?」
ゆあん
「えとは。」
空気一瞬凍る。
委員長
「た、鄧華なら……」
ゆあん
「どこ行った。」
委員長
「悲鳴聞いて飛び出してった……」
その瞬間。
ゆあんの顔色変わる。
⸻
ゆあん
「……は?」
委員長
「校舎裏の方……!」
最後まで聞いてない。
ゆあん、もう走ってる。
嫌な予感しかしない。
⸻
そして。
校舎裏。
血。
髪留め。
泣いてる女子生徒。
ゆあん
「……。」
女子生徒
「あ、赤城くん……」
声震えてる。
ゆあん
「えとは。」
低い。
怖い。
女子生徒、泣きながら説明。
女子生徒
「えとちゃんが助けてくれて……」
女子生徒
「でも後ろから殴られて……!」
ゆあん
「……。」
女子生徒
「連れてかれた……!」
沈黙。
⸻
ゆあん。
感情消える。
怒鳴らない。
暴れない。
でも。
一番危ない状態。
⸻
ゆあん、地面の血触る。
赤い。
えとの血。
その瞬間。
ゆあん
「……殺す。」
女子生徒、震える。
本気だって分かる。
えと視点
『薄暗い倉庫』
(廃倉庫)
えと
「……ん。」
意識ぼんやり。
頭痛い。
重い。
視界も揺れる。
⸻
知らない天井。
古い倉庫。
かび臭い空気。
えと
「……ここ、」
起き上がろうとして。
ズキッ。
えと
「っ……!」
頭に激痛。
思わず押さえる。
そこには雑に巻かれた包帯。
一応止血されてる。
⸻
ヤンキーA
「お、起きた。」
えと
「……!」
びくっとする。
ソファみたいな古い椅子に寝かされてた。
周りには男たち。
怖い。
⸻
ヤンキーC
「暴れんなよ。」
えと
「……なんで。」
声震える。
ヤンキーC
「有名人だし?」
えと
「……。」
嫌な視線。
えとは後ろ下がろうとする。
でも頭がふらつく。
⸻
ヤンキーB
「血すごかったから一応止めといた。」
えと
「……。」
怖い。
優しさじゃない。
“壊したくないから”。
そんな感じがして。
⸻
えと、そっと周り見る。
出口。
遠い。
人数多い。
スマホない。
最悪。
⸻
ヤンキーC、えとの前しゃがむ。
ヤンキーC
「写真よりかわいーな。」
えと
「……。」
えとは黙る。
怖い。
でも。
刺激したくない。
⸻
ヤンキーA
「彼氏来んのかな。」
ヤンキーB
「赤城?怖ぇ〜。」
笑ってる。
でも少し怯えてる。
えとは小さく呟く。
えと
「……来るもん。」
ヤンキーC
「は?」
えと
「ゆあんくん……絶対来る。」
震えてる。
でも。
そこだけは信じてる。
⸻
その頃。
校舎裏。
ゆあんはまだ。
えとの血を見つめていた。
拘束』
(廃倉庫)
えと
「ゆあんくん……絶対来る。」
ヤンキーC
「……。」
その名前聞いた瞬間。
男たちの空気少し変わる。
警戒。
苛立ち。
⸻
ヤンキーA
「うるせぇな。」
突然。
ぐいっ。
えと
「っ……!」
口元掴まれる。
強引に塞がれる。
えと
「ん……!」
怖い。
頭も痛い。
抵抗しようとしても力入らない。
⸻
ヤンキーB
「暴れたら面倒だろ。」
奥から縄持ってくる。
えと
「……!」
嫌な予感。
えとは後ろ下がろうとする。
でも。
頭の怪我でふらつく。
⸻
ヤンキーC
「じっとしてろ。」
腕掴まれる。
えと
「やっ……!」
縄で手首縛られる。
きつい。
さらに足も。
えとの目に涙浮かぶ。
怖い。
⸻
ヤンキーA
「口も塞いどけ。」
ビリッ。
ガムテープ。
えと
「んっ!!」
口塞がれる。
声出せない。
⸻
ヤンキーB
「これで静か。」
えとはソファに拘束されたまま。
動けない。
頭痛い。
怖い。
でも。
それでも。
えとは思ってる。
(ゆあんくん……)
絶対来る。
⸻
その頃。
校舎裏。
女子生徒
「こっちです……!」
ゆあん、走り出す。
地面の血痕。
引きずった跡。
そして。
ゆあんの目。
完全に冷え切っていた。
『限界寸前』
(校舎裏)
女子生徒
「ご、ごめんなさい……!」
震えながら泣く。
ゆあんは血の跡見つめたまま。
呼吸が浅い。
乱れてる。
⸻
ゆあん
「……なんで。」
女子生徒
「っ……」
ゆあん
「なんで一人にした。」
低い。
でも。
声が震えてる。
怒りだけじゃない。
恐怖。
⸻
女子生徒
「わ、私……!」
ゆあん
「えとは怪我してたんだろ。」
女子生徒
「……!」
ゆあん
「なんで止めなかった。」
女子生徒、泣き崩れる。
でも。
ゆあん自身も分かってる。
責めても意味ない。
⸻
ゆあん
「っ……は。」
呼吸詰まる。
過呼吸気味。
頭の中。
えとの血。
倒れる姿。
最悪の想像。
全部ぐるぐる回る。
⸻
女子生徒
「赤城くん……」
ゆあん、壁殴る。
ドンッ!!
女子生徒
「ひっ……!」
ゆあん
「……くそ。」
手震えてる。
怖い。
失うのが。
⸻
でも。
次の瞬間。
ゆあん、無理やり呼吸整える。
今崩れたら終わり。
怒りも不安も後。
まず。
えと。
⸻
ゆあん
「……どっち。」
女子生徒
「え……」
ゆあん
「連れてった方向。」
声だけ異常に静か。
逆に怖い。
女子生徒
「こ、こっち……!」
指差す。
⸻
ゆあん。
即走る。
速い。
ただ一つ。
頭の中にあるのは。
(えと。)
それだけだった。
コメント
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ヤンキーくそー😡💢 続き楽しみ♪
うわっ…第8話、めちゃくちゃ緊張感あった…! えとちゃんが助けに入るシーン、かっこよかったけど、後ろから鉄パイプで倒されるのは本当に心臓に悪かった。 ゆあんくんが「♡♡♡」って言った時の冷たい静けさ、あれが一番怖かったよ…。 でもえとちゃん、縛られて口塞がれても「ゆあんくん絶対来る」って信じてるところがもうね、泣ける。 次、どうなるんだろう。早く続きが知りたい…!