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記者会見ーー
会場には多くの記者が集まっていた。
カメラのシャッター音が鳴り響く。
ざわつく空気。
その中央へ、
渡辺社長がゆっくりと歩み出た。
隣には宮舘の姿もある。
💙「本日はお忙しい中、お集まりいただき、
ありがとうございます」
会場が静まる。
💙「今回報道された件について、私自身の口からお話しさせていただきます」
真っ直ぐ前を見据える。
💙「記事に書かれていた内容の一部は事実です」
その瞬間、
会場がざわついた。
だが渡辺は視線を逸らさない。
💙「私はこれまで、社長としての役割を果たすため、働いてきました」
💙「社員を守りたい」
💙「会社を成長させたい」
💙「その想いだけでここまでやってきました」
記者たちも静かに耳を傾ける。
💙「今回の報道によって、不安になった方もいると思います」
💙「ご迷惑をおかけした皆様には心よりお詫び申し上げます」
深く頭を下げた。
そして再び顔を上げる。
💙「ですが――」
💙「私はこれからも社長として、この会社のために働き続けたいと思っています」
力強い声。
💙「人にはそれぞれ事情があります」
💙「けれど、その人の価値は属性だけで決まるものではありません」
💙「私はこれからも“結果”で示し続けます」
会場は静まり返っていた。
誰も言葉を発しない。
その時だった。
──────────────
パチッ。
一つの拍手が響く。
社員の一人だった。
○○「渡辺社長!」
その声に続くように、
また一人、
また一人と拍手が広がっていく。
パチパチパチパチ――
会場中が拍手に包まれた。
○○「頑張れ社長!」
○○「ずっとついていきます!」
○○「負けないでください!」
○○「俺たちは社長を信じてます!」
💙「……」
翔太の目が少し潤む。
こんなにも支えてくれる人がいた。
こんなにも信じてくれる人がいた。
その事実が胸を熱くした。
♥️「言ったでしょう」
♥️「ちゃんと分かってくれる人はいます」
小さく微笑む。
💙「……ああ」
今度は迷いのない笑顔だった――。
──────────────
記者会見終了後ーー
にゃーにゃ
29,262
#こじあべ
ゆんしょ
35,973
15,330
sen
2,396
最後の記者が会場を後にする。
先ほどまでの賑わいが嘘のように、
広い会場は静寂に包まれていた。
💙「……はぁ」
緊張が解け、
渡辺は大きく息を吐く。
足の力も抜けそうだった。
正直、怖かった。
社員はどう思うのか。
世間はどう見るのか。
社長として失格だと言われるのではないか。
ずっと不安だった。
だがーー
思い出すのは、
社員たちの拍手、
温かい言葉、
そして、
誰よりも近くで支えてくれた人の存在。
──────────────
♥️「お疲れ様でした、社長」
後ろから聞こえた声。
振り返る。
そこには宮舘が立っていた。
いつもと同じスーツ姿。
いつもと同じ無表情。
だけどーー
その瞳だけは優しかった。
💙「……宮舘」
♥️「よく頑張りましたね」
💙「……」
♥️「立派でしたよ」
💙「……っ」
気付けば、
俺は宮舘の胸へ飛び込んでいた。
♥️「……社長」
💙「……」
ぎゅっとスーツを掴む。
震える声。
会見中は必死に耐えていた。
弱いところなんて見せられないと。
でもーー
今だけは。
♥️「……」
宮舘は何も言わなかった。
ただ、優しく背中へ腕を回す。
♥️「ちゃんと届いてましたよ」
♥️「社長の想いは」
💙「……」
♥️「社員の皆さんにも」
♥️「俺にも」
💙「……っ」
また目頭が熱くなる。
💙「……お前がいてくれてよかった」
小さく呟く。
♥️「ふふ」
♥️「もっと感謝してください」
💙「…調子に乗るな」
そう言いながらも、
腕を離す気にはなれなかった。
──────────────
♥️「会社に戻りましょうか」
♥️「仕事が溜まっていますよ」
💙「秘書モードに戻るの早くない?」
♥️「この時間も……まだ業務中ですので」
💙「ふっ」
思わず笑みがこぼれる。
会場を後にする二人。
並んで歩くその背中は、少しだけ近かった。
💙「宮舘」
♥️「はい?」
💙「やっぱ今日くらいは……」
💙「秘書としてじゃなくて」
♥️「……」
💙「…ただ俺の隣にいてくれないか」
足を止める宮舘。
一瞬だけ目を見開き、
そして――
柔らかく微笑んだ。
♥️「はい」
その返事に、
渡辺も自然と笑みを浮かべる。
二人は再び並んで歩き出した――。
おわり。
~次回、甘々番外編~
コメント
15件
遅れたぁぁぁ...。 💙良くやったぞ(何様) 私その会社行きたいです 成人したら行きますね ほんっっとにMIさんの作品大好きですぅぅ!! ありがとうございます❣️
( ߹꒳ ߹ )うぅゆ、ゆり組ジャスティスゥ〜!! なんて感動する話なんだ、、、 私の心が浄化されるとともにこれからの話を想像してやっぱり腐ってしまうWWW Mlさん作ってくれてありがとうございます、私の生きる糧〜!