テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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忘れない様に。

第16話 - 添い寝

1,212

2022年09月10日

#夢術廻戦

#男主

#夢小説

#ミステリー

#ドラマ

佐々木さん。【活動終了】

⚠︎ オリキャラ　男夢主

⚠︎ 原作改造

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パンダside

『…なぁ、棘。』

「しゃけ。」

『だよな？やっぱりそう思うよな？』

「何の話してるの？」

『憂太…‼︎ちょうどいい所に‼︎』

「え？」

パンダだ。よく聞いてくれ。

「要（かなめ）くんを起こしてこい…⁇」

現地調査のため、憂太一名を派遣した。結果はいかに。

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憂太side

『こっちだったような…』

パンダくんに頼まれて、要くんの部屋へ向かっています。なんか緊急事態とか言ってたけど…。

そんな事を考えている間に、部屋に到着。要くん、寝てると思うけど一応ノックをする。

『……』

そういえば…。要くん、よく遅刻してるような…、授業もよくサボったりとか…。

『…あれ？』

ここが普通の学校と違うっていうのは分かってるつもりだけど、それにしても…。

『…要くんが注意されてる所、見たことないな、』

……五条先生だからか？

その時、ゆっくりと扉が開いた。

『…あ、要くんおはy 』

『……え、？』

中から出てきたのは要くんではなく…、

五条先生だった。

「あれ、憂太じゃん〜」

しかも上半身が裸。さすが先生、腹筋割れてる。いやそうじゃなくて。

『…なぜ先生が、？』

先生は首を傾げてキョトンとする。

「…あぁ！要を呼びに来たの？」

『あ、はい…』

先生は、なるほど〜と言いながら部屋の中を見る。要くん、やっぱり寝てるのかな？

「要、まだ寝てるんだよね〜」

『あ、ですよね。』

僕がそう言うと先生が吹き出して笑った。

「要は後で連れてくから。先、教室行ってて〜。」

そのまま、中には入れて貰えず、教室に戻った。少しの疑問を持ちながら。

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教室に戻ると、パンダくんが待ってましたと言わんばかりに近づいてきた。いつのまにか、真希さんもいる。

「どうだった⁉︎」

どうとは？

『…え、要くんまだ寝てたけど、』

「……それだけ⁉︎」

心外とでも言うように、肩を落とした。狗巻くんもつられてやっている。

「やっぱパンダの見間違いだろ。」

真希さんが頬杖をつきながら言った。見間違い？するとある事を思い出す。

『…あ、五条先生がいたよ。』

「はぁ⁉︎」

真希さんが目を見開いて、珍しく大きな声を発した。

「やっぱいたよな⁉︎」

パンダくんが打って変わって、問い詰めてくる。なんで五条先生がいただけでそんなに驚いてるんだろう。

「絶対そうだって！悟と要が付き合ってなきゃしないだろ‼︎」

……

『…え？』

「…憂太は見てないっぽいぞ。」

「なっ…二人して添い寝してなかった⁉︎」

………

『……え⁇』

＞＞＞＞＞

要side

「…あちゃ〜、ちょっと目が腫れちゃってるね〜」

目が覚めた途端、悟に目元を確認された。俺はまだ頭が働いておらず、ベッドに横になりながらされるがまま。

「昨日冷やしたんだけどな〜」

そう言って、腫れてる箇所を指でなぞられる。

「…痛い？」

悟にしては珍しい、申し訳なさそうな顔をして頭を撫でてくる。でも振り払おうとは思わなかった。

撫でられているせいで、また眠気が襲ってくる。

「要、そろそろ起きなきゃだよ。」

さっき憂太が呼びに来たんだから。と付け足して言った。

『……ん〜、』

「寝起き悪いのは相変わらずだね…(笑)」

返事をしただけなのに、なぜか微笑まれた。

この後、教室で盛大な勘違いによって何故か悟に別れろコールがきた事は、言うまでもない。

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next＿❤️200

❤️&💬&👤＋

ヨロシク。

ちゃんと誤解は解けたみたいです。←二人の距離感が狂ってるだけ。

忘れない様に。

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