この作品はいかがでしたか?
529
この作品はいかがでしたか?
529
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠︎ オリキャラ 男夢主
⚠︎ 原作改造
__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄
憂太side
『…狗巻くんが?』
「あぁ、入学当初から憂太のこと気にかけてたみたいでなぁ。」
そう、パンダくんが外にいる狗巻くんを見て言う。狗巻くん、僕と境遇が近かったんだ…。怖いとか思っちゃってた。本当は優しい人なんだな。
「あ、あと要(かなめ)も気にかけてたな。」
指を口元に添えながらパンダくんが言う。
『……え?』
要くんが?え、あの要くんが?
「…憂太、さすがに要に失礼だぞ〜」
『ごめん…、想像出来なくて、』
するとパンダくんが僕に聞こえるようにため息を一つ。
「まぁ、要は分かりにくいしな。」
無理もない。と今はいない要くんを思い出すようにして話す。僕はあの任務以来、要くんが誰よりも優しい人だって事が分かったから、そこまで怖いと思った事は…、
「憂太、最初らへん要のこと怖がってたろ?」
…あるな。
「出会いがあれなら無理もねえけど。」
一理ある。あれはさすがに怖かった。
「…実はな、憂太を試してたんだあれ。」
『……へ、?』
試す…?
「出会いの奴は流石に想定外だったけどな。憂太が心配だったんだと思うぞ?」
「お前、ほとんど無理矢理、この世界に連れて来られたようなもんだしな。」
『…あ』
それであんなに、
「…お前が耐え抜けるのか、ちょっとした度胸試し?」
冷たくしてたんだ…。
『…そっか、うん、そうだよね、』
あぁ、要くんなりの優しさが分かったら涙腺が…。パンダくんが慌ててるなぁ、大丈夫って伝えないと…。
「なに憂太泣かせてんの?」
「…要⁉︎」
「…お前、最低だな。」
「真希⁉︎誤解だって!」
そこに要くんと真希さんが二人してやってきた。この間みたいに大事にはなりたくないので、(前話参照)パンダくんをあしらっている二人に誤解だと伝える。すると、思いもよらぬ返答が。
「パンダがその話聞かせなきゃ、泣くこたなかっただろ。」
「そ〜だぞパンダ。あと勝手に俺の事話すな。」
だそうです。
>>>>>
数日後…
悟side
「未だに夏油の動向はつかめん。やはりお前の杞憂じゃないのか?」
ロウソクが灯る部屋のなか、話し声だけが響く。
『学長。残念ながらそれは有り得ないです。』
その声に学長は眉を上げる。
『直接、現場を確認しました。僕が傑の呪力の残骸を間違えるわけないでしょ。』
『…それに、』
要が、アイツの気配を間違えるわけがない。
『……僕の生徒にも確認済み。』
その時。
「…!!」
「ガッデム‼︎噂をすればだ!校内の準一級以上の術師を正面ロータリーに集めろ‼︎」
最悪の予感が当たった。
>>>>>
憂太side
「…珍しいな。」
「憂太の予感が当たった。」
意外と傷つくんだけどなぁ。なんて思いながら頭上を見上げると、デカい鳥?ペリカン?みたいなのが空を飛んでいた。
「要がいたら、こっから撃ち落とせるんだが。」
『物騒だよ真希さん…』
「生憎、要は任務だな。」
「しゃけ。」
そうなのだ。この中で唯一の一級術師の要くんが不在。(いやお前、特級だろ。)面目ない…。
ペリカンは僕たちの前に降りてくると、口の中から人を出した。いや出てきた?
「変わらないね呪術高専は。」
「初めまして、乙骨くん。」
__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄
next_❤️200
❤️&💬&👤+
ヨロシク。
やっと長いのが書けました…。
お知らせ⇨ 新作を公開しました。良かったら読んでください!
(チャットノベルです。)