テラーノベル
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_Na2°
ぼくのお父様は“かんぺき”なの!!
やさしくて、かっこよくて、ほめてくれて、なんでもできて。ぼくが頑張ったら、ちゃんとほめてくれるの!
13「お父様!みてくださいうまくできました!」
英「…よく出来てますね」
ほら、やっぱり。
いいこにしていれば、お父様はちゃんとみてくれる。
ぼく、もっと頑張らなきゃ。
もっといいこなら、
もっと褒めてくれるかな。
……もっと、特別になれるかな。
13「……ぁ、あの、お父様、ぼくのこと、好きですか?」
英「…貴方は面白い子ですね」
……え?
…それって、好きってこと?
…、ぁ、れ…?お父様って…、ぼく自身は、みてなぃの、かな…?褒められるのは、したがったときだけ。…やさしいのも、機嫌がいい時、……
…けど、ぼくがもっと、いい子なら、もっとちゃんとしてたら、…!だいじょうぶ…!
その日から、ぼくはもっともっとがんばった。
お父様に褒めてもらえるように。
お父様に、必要だっておもってもらえるように。
でも。
「良い子ですね」
「従順で助かります」
かえってくるのは、そんな言葉ばかりだった。
13「…ね、ねぇ…!おとうさま、ぼくのこと、…あいしてますか、?」
英「……愛、ですか」
英「難しいことを聞きますね」
…ぇ、…あい、じゃなかった、?
ただの、しはぃ…?かんぺきな、おとうさま、…は…?
それでも、ぼくはお父様をきらいになれなかった。
だって、ぼくの世界はずっと──
お父様だけだったから。
…いまさら、
どうやって生きればいいの?
コメント
2件
自分の欲望を詰め詰めした作品です……♡((( よく見るこのカプのものは、暴カ振るってたりしますが、 こういうのも良いんじゃないかな、と思いまして! 愛を与えるわけでもなく、与えない、と言うわけでもない。 それで13ちゃんの勝手な解釈で壊れてく…素敵……(((殴