手抜きノベル

桃赤

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青）りいぬくんご飯いっぱいあるからね〜！

赤）ぅ、うん！ありがとう〜

桃）すげ〜どれも美味そう

突然呼ばれた夕食。

家で適当に食べようとしていたらころちゃんに捕まり、手料理を振舞ってもらった。

ころちゃんの料理は美味しいのは十分に知っている。

それに好きだし。

でも人の手料理って俺は苦手。

ちゃんと作ってもらったんだから、全部しっかり食べないと。

相手が不快に思わないように、美味しいって言わないと。

など色んなことを考えてしまい、元々少食な俺の胃はどんどん小さくなっていくように感じられて、喉が詰まるような感覚に陥る。

そして今日もそうだった。

青）りいぬくんどんどん盛って盛って！

ちゃんと食べてるの〜？

赤）食べてるよ〜、

桃）…ころん、そんな急かすな

青）だって心配なんだもん〜りいぬくんほっそいから…

また痩せてない？

赤）気のせいだよ、ちゃんと食べてるし、！

どうしよう、気持ち悪いな。

吐きそうかも

ここで吐きたくない、でも席を立つのも失礼かも

ぐるぐると考えていた時、チャイムが鳴った

青）なんだろ、僕なんか頼んだっけ、？

ころちゃんが席を立ち、玄関の方へと行った。

桃）りいぬごちそーさまな。

赤）ぇ、いや、まだ大丈夫っ、

桃）顔見ればわかる。無理すんな

赤）ぁ、りがとう…

桃）息吸って、吐いて、ゆっくりな。

水あるぞ

赤）んっ、

さっきより大丈夫になったかも。

さとみくんはいつも助けてくれる。

外食の時もこうやって、優しいなほんとに。

黄）りいぬ〜！！迎えに来たよー！

青）びっくりしたほんと…

赤）るぅちゃ、！

青）るぅとくんレコーディングは？

黄）終わったので迎えに来たんです

りいぬ帰ろ〜

青）るぅとくんは食べてかない？

黄）え、いいんですか？

青）もちろん、すぐ用意するね

黄）ありがとうございます〜！

黄）美味しかった？

赤）うん、！

黄）そっか、良かった〜

黄）僕来なくても大丈夫だったんじゃ、

桃）一応、心配だったから呼んだ

黄）優しいんですねさとみくん

いつもありがとうございます。