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君が主役の日は僕がいちばんでありたい
【黑視点】
12月19日0時0分。スマホには11件のLINEの通知。Xからの、異常な量の通知。
今年も、俺の誕生日がやって来た。
赫「うりーっ!」
ノックもせず、突然ゆあんくんが部屋に入ってきた。
黑「なにー、?」
赫「誕生日おめでとー!!」
黑「はいはい、ありがとう」
ゆあんくんは俺に勢いよく抱き着いて、笑顔で祝ってくれた。
黑「重いから、どいてどいて」
赫「あっ、ごめん」
ちょっとやりすぎたか、なんて独り言を零すゆあんくんを見て、少しにやけてしまった。
赫「えっ、なに?」
黑「んーん、ゆあんくんが1番かーって」
赫「え、俺は嫌ってこと?!」
黑「誰もそんなこと言ってねぇよ笑」
恋人に一番に祝って貰えるとか、幸せ以外のなんでもないだろ。
赫「俺、1番なんだー♩」
なんかよくわかんないけど、ゆあんくんは俺の横に座って嬉しそうに足をばたつかせている。
赫「プレゼント、ちゃんとあるからな!」
黑「…うん、楽しみにしてるわ笑」
ゆあんくんの誕生日、俺もなんか返さなきゃな。
うりさんお誕生日おめでとうございます。素敵な一年にしてください꒰՞⸝⸝⊃ ·̫ <՞꒱🖤