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2件
コマ「やったぁ!」
マタロウ「ソーラーレイマグナム、最強ぉ~!」
2人は腕を突き上げて喜ぶ
テツ「………!!」
テツがポカンとしていると、急に我に返り、慌てた様子で操縦室を出て行った
テツ「父ちゃん!!」
テツは大急ぎで重機の元に駆け寄ると、扉を開けて気を失ってるゴウジに声をかけた
アゲハ達も心配の眼差しでゴウジを見つめる
テツ「父ちゃん!父ちゃん!!」
テツはゴウジの肩を揺さぶる
ゴウジ「……ぁ…テツ……大丈夫だったか…?」
逆に自分の事を心配され、テツは泣きそうな顔でゴウジに怒鳴った
テツ「どうして…どうして、あんな無茶したんだよ!?」
ゴウジ「……俺が操縦出来るのは、この重機位だからな。
ごめんな、テツ…」
悲しそうに目を伏せるゴウジに、テツは首を傾げる
テツ「え…?」
ゴウジ「あの時、嘘ついて…
俺がホントにスーパーロボットの操縦士だったら、もっと格好よく助けられたのにな…」
ゴウジは悲しそうに微笑む
テツ「……父ちゃんは、嘘なんてついてない」
ゴウジ「ぇ…?」
テツ「父ちゃんは、命懸けで俺を……ガッコウガーYを救ってくれた!
誰が何と言おうと、父ちゃんは本当のスーパーロボット乗りだ!!」
ゴウジ「テツ……」
ゴウジは唖然としてテツを見つめる
テツ「……やっぱり、操縦士はお前がやれ」
ジンペイ「えっ?」
ジンペイは目を丸くして素っ頓狂な声を上げる
テツ「俺は怪獣が現れただけで、怖くて何にも出来なかった…。
あんなデッカいロボに乗ってたのに……。
今の俺には、まだスーパーロボットに乗る資格なんて無い。
だが、もっとスーパー強くなった時…」
テツは此方を振り返る
テツ「きっと、ガッコウガーYの操縦士の座を奪いに行く!」
不敵に笑ったテツの顔は夕日に照らされ、凄くカッコよく見えた
ジンペイ「おう!その時は俺も、スーパースーパー強くなってるけどな!」
テツ「じゃあ俺は、スーパースーパーグレート強くなる!」
ジンペイ「じゃあじゃあ俺は、スーパースーパーグレートグレートッ!」
互いにふざけ合ってる2人を見て、アゲハとフブキは顔を見合わせて苦笑した
ジンペイ/テツ「「…あっ……」」
すると、どこからか虹色の妖気が漂ってきて、アゲハのウォッチに吸い込まれる
そして、1枚のメダルが宙に浮いた