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1章:旅の始まり…
4話:チェイル
朝日秀蘭
→痛覚 創造を具現化する能力
導奇秋
→視覚 生死を導く能力
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「いらっしゃいませー!」
「よぉよぉよぉ!うちの宝石見ていくかい!」
「不思議の国のアリス舞台挨拶はこちらでーす!」
「ここが和の大都会、チェイル…」
「なんか祭りみたいだな!」
ここ、和の大都会チェイルは様々な神話が言い伝えられている。街は、提灯や着物など和を売っている老舗からAIを使ったビルなどが立ち並び、和の象徴と技術を混合した賑やかな雰囲気を纏っていた。
…私たちはしばらく街を周った。
…
「みツけたか?」
「ミつけタ。あっちにイた。」
「…。男と女の二人グみ?」
「だんチョう…」
「うんうん。わかった!ありがとね、ロボットくんたち♪」
…秀蘭とシュウは、怪しい姿の者たちに気づかなかった。
ー本屋
「ありがとうございましたー」
「あの!この辺で一番大きい図書館ってありますか⁉︎」
「一番大きいって、”マペノート図書館“じゃないかしら?ここから西に右、右、二つ目を左、でみえるはずよ」
「ありがとうございます!」
ーマペノート図書館
「大きい図書館だね。」
「だね!」
シュウはルンルンで神話のコーナーに向かっていった。
「えーっと、生物、星座、…あった!神話!」
「図書館なんだから静かにしなよ」
「はぁーい…。あ!!!見つけた!!!」
(うるさ)
「ボロボロな本ね、」
「まぁ五千年以上前の話だからね」
シュウはいそいそとロビーの読書スペースへ向かった。
「えーっと、目次…」
その時だった…
「⁉︎いってぇ…!」
「シュウ!平気?」
「ぁ、うん。何するだ!本、返してよ!」
?「なんで〜?別にいいじゃん♪」
「君、その本何に使うんだ!用がないなら…」
「まずは自己紹介をしよう♪僕はクル・レイニー。エンシロボ団の団長で、とあるお方に従う五人組の一人だよ♪この本が少し必要でね、横取りしたのはごめんね〜」
「クル・レイニー…?エンシロボ団?」
「そ〜んなことも知らないのぉ?」
「エンしろボ団、科学のちカラでかつどウする、ダんちょウ率いるロボっトたちの団。」
「団チョう、小サい体でもテンさい。」
「小さいは余計だね〜♪」
「ゴめんナサい。ープログラムL.092に、団長に対する小さいを禁止ワードとしてプログラムします。」
ロボット達がまるで心を持っているかのように説明してくる。そして、自分の好きなようにプログラムを変更するのだ。
「でねぇ〜、主が君たち二人も欲しいんだってぇ〜♪」
「っは⁉︎」
「ロボットくんたちもよろしくねぇ〜♪」
次の瞬間、クル・レイニーの手から水流が出てきた。
私たちが戸惑ってるのを見て、クルはニタニタと笑っていた。