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「やぁ、ソロモンよ、待たせたか?」
驚きを隠さずにいるのはNRCの生徒達であった。
「えぇ〜っ?!なんでマレウス君が居るの?!」
「これはこれは…マレウスさん。これは……どういうことで?」
「は? なんであんたが此処にいるのよ。」
「マレウス先輩…? 一体どうなってるんだ?」
「ドラコニア…。bad boy!」
「さっきから、わけわかんねーんだゾ! お前誰だ!!」
「おやおや、マレウスや、ワシに隠し事かの?」
ソロモンはNRC生達のざわめきを気に留める様子もなく答える。
「いいや、待ってないよ。俺も今来た所さ。」
「貴方たち、これはどういうことです?!」
其処に酷く慌てた様子で走ってくる人物が1人いた。その姿からは年齢は読み取れないが、カラスのような奇妙なお面をした男だ。その男こそが、此処、NRCの学園長、ディア・クロウリーであった。
「え〜っと、だれかな?」
ソロモンは横にいるマレウスに尋ねる。
「あぁ、あれは此処の学園長だ。僕も世話になっている。」
ソロモンは、また、尋ねる。
「もしかして、学園長さんには、俺の話、伝わってない感じ?」
マレウスは、答える
「あぁ、そうだな。僕としたことが、浮かれすぎて学園長に伝えるのを忘れていたようだ。」
やっと皆のもとにたどり着いたクロウリーは、もう一度、大きな声で言った。
『これは、一体どう言う事ですか!!!』
その一言が、その場にいるすべての人々…正しくはソロモンとマレウスを除く全ての人々の気持ちを代弁していた。
「え〜と、じゃあ、説明するね。」