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男 「いやぁぁ!!!殺さないでくれぇぇ!!」
ああ…何回見てもこの光景は最高ね
男 「いやだぁぁぁ!!!!」
ジウン 「うるさい奴は嫌いなんだけど」
男 「っっ…」
そう言ったら男は涙を流しながら口を噤んだ
ジウン 「ふふっ。
黙ったら殺さないなんて言ってないんだけど?」
バンッ!
私が発砲すると、
目の前には鮮やかな血がジワジワと広がった。
ジウン 「チェックメイト。」
ジウン 「ふふっ、楽しかった︎︎~♪」
ピピピッ
ピピピッ
ピピピッ
耳につけているイヤモニが鳴った
ジウン 「はいはい、今出ますよ~ニコニコ」
ピッ
ソリュン 「もお!ちゃんと返事しなさいよ!」
ジウン 「ごめんごめん、楽しくてついエヘッ」
ソリュン 「はあ…無事ならいいんだけど…。」
ソリュン 「任務は?ちゃんと殺せた?」
ジウン 「殺せたに決まってるでしょ?
私を誰だと思ってるの?笑」
ソリュン 「はいはい、自慢の妹ですよ~!
なんて言ったってあの世界NO.1の殺し屋、」
ジウン 「ふふっ、まあね~笑」
ジウン 「そんなとこより、結構返り血浴びちゃったんだよね。すぐ帰れるルート送って?」
ソリュン 「はいはい、笑」
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〈自宅〉
A.M.7:00
ソリュン 「ジウ!もう時間よ!ちゃんと荷物持った?着替えはたくさん持っていきなさいよ!?」
ジウン 「はーいはい、大丈夫」
ジウン 「もう時間だから行くね。
あ…!父さん達に挨拶しなくちゃ!!」
ドタドタドタドタ
ドタドタドタドタ
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〈祭壇〉
ジウン (今日から、父さんと母さんを殺した“あいつ”のところに行ってくるね)
ジウン (安心して。絶対に、2人の仇は私とオンニがとるから…)
私は静かに手を合わせてから、
潤む瞳に闘志を宿して家を出た。
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〈殺し屋学校・assassin〉
ジウン (着いた…。)
ジウン (ここが殺し屋学校・assassin)
この学校は一面を森に囲まれた静かな場所にある。
殺し屋学校ということもあり、狙われることも多いため、この場所にしたのだと。
ジウン (“あいつ”が考えそうなこと…フッ)
私はつけていたメガネを軽く直し、人の波に飲み込まれるように入学式に向かった。
ジウン (私がアビスだってバレちゃいけないもんね、メガネはちゃんと付けとかなきゃ)
ジウン (特に“あいつ”は、きっと私の顔を覚えてるから…)
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〈体育館〉
入学式が始まるや否や、1番初めに聞こえた声。
私がずっと求めていた声…。あの声から出る悲鳴をずっと夢見てきた。
私のターゲット、世界NO.2の殺し屋である、
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私はターゲットを目に焼き付けながら、溢れてしまいそうになる殺気を隠し続けた。
ジウン (流石の私でも、殺し屋だらけのこの場所でいきなりあいつに襲いかかったりはしないもんね。)
ジウン (とりあえずは隙をつくること。この学校に入ったのはそのため。)
ジウン (中々表には出てこない殺し屋達の中で、唯一表に出てくるアホな奴、笑。私がその首…)