テラーノベル
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僕が家出をしたのは、家には離婚した父親が来ていて壮絶な喧嘩が繰り広げられていたから
物音や怒号に耐えられなくて、飛び出した
多分お金とか何かでまだ揉めてるみたい
それを先生に伝えたら今日は泊めてもらえることになった
一応母には友達の家に泊まるって連絡した。
「ごめんね、散らかっててさ
あと、この事はほんっっとに誰にも言っちゃダメだからね」
「うん」
「ぜっったいね!」
「ははっ」
あまりにも必死な先生が可愛くて笑ってしまった
「初めて笑ったな。いい笑顔じゃん」
照れ臭くて顔が見れなくなってしまった
「俺ソファで寝るから、大森はベッド使いな」
「ありがとうございます」
ベッドの中は若井先生の匂いでいっぱいだった。匂いだけなのに、心拍数が上がる。聞こえてないといいな
「ふぁ〜」ゴソゴソ
熟睡してたら若井先生がベッドに入ってきた
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