絵里菜
「紗弥は意外と早く行くので」
絵里菜
「いつも7:30に一緒に行ってます」
絵里菜
「大人数は困惑すると思うので」
絵里菜
「お願いします!」
________________
って、言われて一緒に登校中だけど…
紗弥
「…(ギュー」
尋常に手を繋ぐ力強い…w
きんとき
「…やっぱり前のアレが…?」
紗弥
「…」
きんとき
「…」
こういう時どうすれば良いんだろ…
好きな人目の前…
マジでどうしよ…←
紗弥
「ありがとうございます…」
きんとき
「っえ?」
紗弥
「正直、時人さん来なければ」
紗弥
「私…死んでたかもしれなかったから…」
きんとき
「…」
紗弥
「マジでありがとうございます…」
紗弥
「昨日ちゃんと寝たので…」
紗弥
「今は少し大丈夫です…」
きんとき
「…そっか」
きんとき
「でも、無理なら無理って言ったほうが良いよ?」
きんとき
「絵里菜も言ってたし」
紗弥
「…はい」
きんとき
「じゃあ、もうちょっとで学校だし」
きんとき
「そういえば、紗弥ちゃんって」
きんとき
「歌とか好き?」
紗弥
「(コクッ」
紗弥
「好き…」
きんとき
「俺も!」
きんとき
「なんか歌うと気分良くなるていうか…」
紗弥
「わかる…」
きんとき
「あ、学校ついた」
きんとき
「…どうする?俺3階だけど…」
紗弥
「…教室まで一緒に来て」
きんとき
「…あっ、了解!」
紗弥
「?」
やばい…可愛いから…
つい見惚れてた…
きんとき
「じゃあ、行こっか」
紗弥
「うん…」
________
紗弥
「ありがとうございます…」
きんとき
「いいよ!大丈夫、大丈夫!」
きんとき
「せめて一人でも行けるようになるまで」
きんとき
「俺は手伝うよ!」
紗弥
「…ありがとう、ございます」
きんとき
「じゃあ、俺は教室に…」
きんとき
「っえ?」
紗弥
「…」
きんとき
「ど、どうしたの…?」
紗弥
「…ぃか…」
きんとき
「?」
紗弥
「怖いから…一緒に居て…」
きんとき
「…(…え”っ!?//)」
ちょっ…ちょっとまって…
えーっと…状況一旦整理しよう…
俺が教室行こうとした→止められた
→怖いから一緒に居て→んで今
スゥ…
好きな人と…ふたりきり…だよね…
それはそれで心臓もたないッ…
紗弥
「…やっぱり、ダメ…ですか…?」
きんとき
「あ!そういうわけじゃ…」
紗弥
「!じゃあ…」
きんとき
「…」
これは…一緒に居てあげたほうが…
良いのかな…?
紗弥
「せめて…絵里菜か来夢が…」
紗弥
「来るまででいいから…」
きんとき
「…わかった//」
紗弥
「!やった…」
きんとき
「ん”ッ//」
紗弥
「?」
やばい…可愛い…
…てか、好きな人と…ふたりきり
やばい…
きんとき
「(余計に…)」
意識しちゃうじゃん…//
________
きりやん
「そういえば、きんときは?」
絵里菜
「紗弥のトラウマ克服のため」
絵里菜
「一緒に登校してました!」
来夢
「…紗弥、大丈夫だったの?」
絵里菜
「一応…大丈夫らしいけど…」
Nakamu
「じゃあ、俺ら3階だから」
絵里菜
「はい!」
絵里菜
「紗弥〜!おまた…せ!?」
きんとき
「あ…絵里菜…」
絵里菜
「兄さん!?どうして…」
きんとき
「実は…」
きんとき
「紗弥ちゃんが、一緒に居てって…」
絵里菜
「…すっごい懐かれてますね()」
来夢
「紗弥、もうハグしちゃってる」
紗弥
「落ち着くから…」
絵里菜
「じゃあ、私達で後はなんとかしますね…」
紗弥
「ありがと…時人さん…」
きんとき
「あ、うん!」
来夢
「紗弥ーお前の好きなグミとハイチュウだ」
紗弥
「ありがと…」
来夢
「ほら、音楽でも聞いときな」
紗弥
「ありがと…来夢…」
絵里菜
「ありがとう…兄さん…」
きんとき
「うん!じゃあ、俺教室に行くね!」
紗弥
「帰る時も…お願いします…」
きんとき
「あ、OKー!」
________
絵里菜
「…紗弥、兄さんの事好き?」
紗弥
「うん…優しいし…かっこいいし…」
紗弥
「安心できる…から…」
絵里菜
「(そっちの方かー…w)」
絵里菜
「よかったね…w」
来夢
「ほれ、ハイチュウ。何味が良い?」
紗弥
「りんご…」
来夢
「へい」
来夢
「絵里菜もいる?」
紗弥
「じゃあ…ぶどうお願い!」
来夢
「へいよ」
絵里菜
「ありがとw(兄さん…ファイトw)」
________
きんとき
「♪〜」
きりやん
「なんか良いことあったの?」
きんとき
「っえ?そう?顔に出てる?」
きりやん
「バリバリに出てる」
きんとき
「えへへ…//」
きりやん
「ちょっとキモいぞ…()」
きんとき
「いやぁ〜ちょっと良い事があって…」
きりやん
「そうですかー…」
きりやん
「…好きな子と話せたとか?」
きんとき
「ブフォッ」←飲んでた水を吹き出した
きんとき
「ケホッ…ケホッ…はい?!//」
きりやん
「…(好きな子いるんだなぁ…←)」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!