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あれから、2年が過ぎバイトに明け暮れる毎日の逢沢とおる。
まだ、ありさとの想い出と生きていた。
思えば、過去を振り返ってばっかりのこの2年だったかも知れない。でも、前を向く事を意識して、生きて来た事も確かだ。
今日も、いつもと変わらないと思っていた。
先輩「逢沢、あれから2年だろ?もういいんじゃないか?新たな恋をしても。ありさちゃんは、許してくれるだろ?」
逢沢「そんな余裕ないですよ」
先輩「逢沢、マッチングアプリって流行ってるよな?これやってみたら?」
逢沢「…マッチングアプリですか。」
先輩「これで恋人探してみたら。」
逢沢は、一人暮らしの家に帰り、先輩に勧められた、アプリをインストールする。
逢沢「こんなので、新たな恋なんてできるのかなぁ」
ふと、1人の女性に目をやった。
逢沢「さき 歳は、21歳 大学生か。。 趣味も価値観も俺と似てる。」
何気なく、いいねをしてみる。だが、うんともすんともしない。
逢沢「まぁ、そんなもんだよな」
だが、数分後。逢沢のスマホに通知が入る。
見てみると「さきさんとマッチングが成立しました」と出ていた。
つづく