ご本人様には一切関係ありません
女装の表現が入ります
またまた展開がジェットコースターです
ゾムさんの派生とえみさんのお話
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どだんと何か落ちたような音に反応し、目を覚ます
目を開けると一面が緑
うん緑や
目を擦っても風景は変わらない
「顔洗ってこよ…」
ベットから降り、倒れている緑の集合を避け、洗面所へ向かう
きっと書類のやりすぎて幻覚が
すると緑のワンピースを着た小柄の少女むくと起き上がり
「ちょっと!こんな可愛い私を置いていくんですか!?」
「え…喋った」
「喋りますわよ!私のことをなんだと思ってらっしゃるの!」
ふんすと擬音がつきそうな雰囲気で喋りベッドの方へ行き足を組み座る
「…珈琲飲みます?」
「もちろんですわ、できるだけ甘くしてくださいまし」
洗面所からUターンしキッチンへ向かう
戸棚からマグカップをとり、珈琲を告ぐ
サイドテーブルにクッキーと珈琲を置き、
口を開く
「え〜とそのどちら様?」
「私の事知らないんですの!?こんなに可愛い美少女を知らないだなんて…これだからdtは…」
「うっ」
「私はゾムと言うんですの!しっかり頭に刻みなさい!」
「え、ゾム?」
「なんですの、いくら偽名でしてもおかしかったですの?」
「あ、偽名なんや良かった…」
「良くも悪くも不審者に本名を教えることはありませんわ!」
「不審者って…」
「お嬢、煩い」
「はぁ!?」
また新たな声が聞こえ、声の方に目を向ける
「えと…どちら様?」
「あ〜、護衛でええよ」
「護衛さんですか…」
「堅苦しいですわね!あなたの主のように扱えばいいんですよ!」
「いや〜、それやっちゃうとあいつが怒るからなぁ…」
「全くここのミドリムシは…」
またまたバン!と音が聞こえ今度はドアの方からだった
ドアの方へ向くと息切れをしたゾムさんが立っていた
「おった…」
「あら、ミドリムシじゃないですの」
「…お前らおんのかよ」
「久々に会えて嬉しいやろ?」
「嬉しくないわ!帰れ!」
ずんずんと此方へ近付く
「エミさん大丈夫か!?エロゲ嬢からなんもされてへん!?」
「誰がエロゲ嬢ですって!?殺しますわよ!」
ガヤガヤと喧嘩をしている様子を見ていると小さな子供がぎゅっと自分を抱きしめ、上目遣いをし
「オニーサン遊ぼう?」
ふわっと持ち上げられ、ベランダの方へ
「え!?ちょ!?」
自分の声で気付いたようで焦った様子でゾムさんが声を上げる
「あ、おい!ボンベ!」
「んふ、お前らが悪いんやで?」
「じゃ、この人貰ってくな!」
𓂃𓈒𓂂𓏸
色々あり、ボンベくんと図書館に
小さなソファに座るとエーミールの膝に満更でもなさそうに乗る
「嬉しそうで何よりです」
「僕の先輩と似てんねん! イキリハゲバナビスおじさんなんやけどさ」
「ちょ…ボンベ君それ私にも刺さる」
「やっぱ似てるやん! 名前教えてや」
「エーミールって言います、短い間やけどよろしくねボンベ君」
「んふ!よろしくエミさん」
にぱーと顔を明るくし、手から角が生えた爆弾が現れる
「エミさん、僕凄いやろ!こんなん作れんねん!」
「可愛ええ…」
「!やろ?僕特製の爆弾やねん」
「でもそれ爆発するんじゃないですか…?」
「あ、ほんまや そこら辺に投げちゃお」
ポイッと図書館の入口の方へなげ、運が悪いのかゾムさんがちょうどドアを開けモロに食らっていた
「ゾムさん!?」
「エミさん行っちゃダメやで、あいつ僕らん中でも性格悪いねん!やからエミさんも意地悪されるかもしれへんよ!」
くるっと体制を変え向き合う感じに
またまた小さな体でぎゅっと抱きしめらる
「やから僕にしとけ、な?」
「ボンベ君…」
まるで恋愛映画のようなシーンだ
遠くの方から荒い声をあげるゾムが
「オイ!カス!良くも俺のエミさんを…」
「そっちなんや」
爆弾投げたことにはなんも言わないんだ…
日常茶飯事なんかな
「やーん、えみさんあいつが虐めてくるよ〜」
「エミさんそいつの味方したらダメやで」
またまた兄弟喧嘩が始まりそうだった
ほんま仲ええなぁ…微笑ましい
そんなことより
俺飯と言い…着替えたいな
𓂃𓈒𓂂𓏸
何とか説得したエーミールは2人の喧嘩を一旦放置し自室へ戻る
扉を開けると洋服の戸棚を弄っていたのか少々散らかっていた
「あ、不審者じゃないですの」
「不審者て」
「それにしてもまだパジャマでしたの?」
「ボンベくんに連れ去られて着替える間がなかったからね…」
「なるほどですわ」
「それにしても貴方スタイルと言い顔がいいですわね なぜdtですの?」
「何でやろうな?」
「あ、あとこれなんですの?」
茶色のミニスカートを手に持ち少し引き気味の顔で
「まさかそういう趣味が!?だからモテないんですのよ!」
「なわけあるか!」
茶色のスカート、確か酔ったシャオロンさんが買ってきてくれたような…
捨てるのもあれやしとずっと奥に保管してたんやっけ
「このスカート履いてなさそうですわね」
「履きませんよそりゃあ いい歳した大人のスカートなんて誰が見たいんですか」
「あのミドリムシ得ですわね
喜びそうですわ…あ!」
何かをひらめき、こちらをじーと見つめニヤリと笑みを浮かべる
「不審者、これ着てくださいまし」
スカートをポイッと投げ、カッターシャツやら、ハイソックス次々に投げていく
「これ、どうして着らなあかん?」
「どうしてもですわ!今こそ美少女の言うことを聞いて、女経験upですの!」
「こんなんでupするんですか…」
「うだうだ言ってないで早く着替えてくださいまし!」
グイグイと押され、洗面所へ
仕方なく慣れてないスカートや、どこから見つけたか分からないハイソックスを履く
スカートに至っては膝から上で今にでも見えそうだった
「いや…これ見えるやん」
「来ましたか!?って」
「そんなんだからモテないんですのよ」
「えぇ…」
ポケットからスマホを取りだしパシャリと2枚ほど写真を撮られる
「あ!ちょ!?」
「この写真売ればマ〇ドのバーガー何個食えるかしら…」
「少し、席を外しますわ!プリントアウトしてきますの」
扉の方へ向かった時にはもう遅かった
ニマニマとした顔でどこかへ行ってしまった
廊下には幸い誰もいなかった思いたかった
「エミさん…?」
と聞き慣れた声が耳に入る
はっと振り向くと既にスマホ片手に持っているシャオロンさんが
「あの…内緒でお願いします」
「写真撮らせてくれたらええよᐢoᐢ」
「ピースしてや」
「…」
「広めてもええんやで?」
「…はい」
目を逸らしピースをする
「ん!ええよ 言わんといてあげるわ」
「ホンマにお願いしますよ…」
𓂃𓈒𓂂𓏸
おまけ1
「ミドリムシ共喧嘩はやめてくださいまし!」
「なんや、エロゲ嬢」
「なんや!」
「そんなこと言ってもいいのかしら!
こちらが見えませんの?」
「なっ!?それは…」
「ふっふっふ〜 欲しいんですの?」
「マ〇ドで手を取りましょう」
「小賢しい真似を…」
「いいんですのよ?この写真破いても」
「いえ、買わせていただきます」
「それでいいんですのよ!」
𓂃𓈒𓂂𓏸
おまけ2
「さっきエミさんの女装見たんやけどめっちゃ可愛かった」
「あんなおっさんの女装見て嬉しいんか」
「めっちゃ嬉しかったなんなら〇ちそうに」
「シャオロンアウト」
「へい」
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あとがき
科学zmさんとエミさん書けなくて申し訳ないですわ
また続き出しときます(現在終わってないものが3つくらいあります^^)
しんどい(:3_ヽ)_
変な時間に投稿して申し訳ないです
ここまで見てくださった方々ありがとうございます!!
ではまた!!!
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