紬said
目を開けると、私はベットの上にいた
そっか、、、私、倒れたんだった
そして、隣には相澤先生がいた
『あ、相澤先生!?』
私は、びっくりして起き上がった
相「安静にしてろ」
相澤先生は、私をゆっくりと横にならせた
『なんで、相澤先生がここしゃぃ?あれ、実況は?』
相「第2種目が終わって今は小休憩中だ」
『そうと、、、、』
保健室は、シンと静まっている
相澤先生も私も話さない
気まずい
相「、、、、、、少し、聞かせろ」
突然、相澤先生は改まってこちらを見た
真剣な顔で、私を見つめる
相「お前に、なにがあったんだ」
『・・・』
今まで聞いたことがないような、真剣で、そしてどこか優しさを帯びた柔らかい声音
そんな声に、思わず言いそうになったものをグッとこらえる
『別になにもなかばい?』
本当は、相澤先生に秘密にしていることはたくさんある
でも、今話すべきではない
でも、これだけなら言っても良いのかなと、口に出す
『ただ、うちにとってらへんまえが、こうやっただけばい』
義父の言うことは絶対
それを当然のことのように、昔から教え込まれていた
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