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駅員「僕はただ、」






駅員「寂しかったのかも、」

「ずっと一人だったから。本当は」



駅員「僕はあまり君に干渉しちゃいけないんだ」


「、どーして?」


駅員「僕の役目は君を見送る事だけ」

「ありがとね、お話に付き合ってくれて」


「ううん。少しの間だけど駅員さんとお話するのは楽しかった」


「だから私、駅員さんのこと忘れないよ」


駅員「え?僕を、、忘れない、?」


「うん。だって私達友達でしょ?」


今思うとその時の私は今までで一番いい笑顔だったかもしれない


駅員「ぼ、僕と友達?」

「あっはは」


駅員さんも今日一の笑顔だったと思う


駅員「初めてだよ、そんなこと言われたの」


「たくさんお話してくれてありがとう。」


駅員「許して、くれるんだね。こちらこそありがとう」

「その言葉で救われたよ」

「さ、列車が出発しちゃうよ」

「行っておいで」



「うん。ありがとう駅員さん」





また会えたら__











駅員「あーあ。行っちゃった」

「あの子には申し訳ないけど」







「僕はもう一度君に会いたい」









「母さんただいま」


母「ちょっと!3日間もどこ行ってたの!」

「心配したじゃない、、!」


「え、?3日間?」


母「そうよ!貴方は3日間行方不明だったのよ」

「警察が調べても何も情報がないし、!」

「私、気が気じゃなかった、!!」


「そっか、ごめん心配かけて、、」


時間軸が彼処と此処で違うんだ、


母「帰ってきてくれてよかった、、」


「ちょっと!母さんなんで泣いて、、」


母「3日間行方不明でやっと帰ってきた娘を前に冷静でいられる母親なんていないわ、」


「母さん、、」


「ごめんね母さん」



不思議な感覚だな、、


海の駅。あのね、駅員さん

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