この村には風習がある
それは年に1度夜に10歳~13歳の子を
祀られている「白鬼」に捧げないといけない
つまり「生贄」だ
辰)今日は………「生贄」
わしはある村に住む12歳の男じゃ
わしは今日「白鬼」様に喰われる…
なぜ選ばれたのかは知らない
たがわしは家族が居るがみな跡取りとしか考えちゅなかった
だからわしは全然悲しくない……
辰)やっとじゃ
家族)………
みんな黙ちゅそがな悲しくないちゅうことじゃな
(みんな黙ってるそんなに悲しくないってことだな)
やっとじゃ
カチャ
「白鬼」様に捧げる前に小さな小屋に入れられ
そこで待つと「白鬼」様に食われるって言う仕組みです
辰)みんな……
わしは友達がおらんかった
虐められ、家にも居場所がなかった、
ちょっと間違えただけで
叩かれ、殴られ、蹴られる
もう限界じゃった
辰)早く「白鬼」様来ないかな…
白鬼)呼んだか?
辰)ヒュ
わしは急に現れた「白鬼」様にびっくりしたが
「白鬼」様は綺麗だった
銀色の髪に長いまつ毛
整った顔
白鬼)お前が生贄か
辰)そうです……早くわしを喰ってください
白鬼)え?…お前食われに来たの?
辰)そうです
白鬼)…………お前を食う気にならねぇ
俺はドSだ!食われに来たんなら食わねぇ!
しかも気に入った!
辰)え?
白鬼)俺の名前は
銀)銀時だ!
辰)?銀時「様」?
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