※南雲梗平と速水泰輝が戯れるだけ
セクシーなの、キュートなのどちらがお好き?
ふたりが組内で愛されてます
『ほら、じっとしてろ速水…』
『な、南雲の兄貴…っ』
南雲が速水を所謂、顎クイをしている。
まるでキスをしてしまいそうな距離。
『『『(な、なんだコレは…ッッッ)』』』
その場にいた哀れな舎弟達はまるで見てはいけない秘密の花園から目が離せず……ふたりの背後に確かに漫画のような百合の花が咲き乱れている幻覚をうつしだす。
さて、何をしているのか…
『おまえ唇乾燥してんじゃねーかっ
……あーあ…噛んで血が滲んでらぁ…
可愛い顔してんのに勿体ねぇ…ほら、来いッ』
『わわわッ、南雲の兄貴っ』汗
南雲は愛用しているリップクリームを速水の唇に塗ってあげた。
『ん、ぅ…』
『ほら、口をむーってしろぉ』
『むぅ…』
『(は、速水の兄貴…可愛いッ//)』
『(いいなぁ南雲の兄貴…//)』
『(宇佐美と工藤の奴、絶対速水関連のこと考えてるな……俺は決して速水が羨ましいとか思わねぇぞ…)』
『唇、ベタベタするの好きじゃないのに…』
『馬鹿 身嗜みだぞ?おまえ女子力高そうな見た目してんのにリップケアくらいしろっ』
『うぅ”っ 見た目は関係ないですよ〜ッ⁉︎
…確かに南雲の兄貴っていつも唇ツヤツヤのプルプルですね…』ジーッ
南雲の唇は女性や香月の女装時のような華やかな色は飾られてないものの、瑞々しく潤っていて元の唇の色を際だてている。
『ふふんッ そうだろ⁉︎
シャ◯ルの美容部員のおねーさんに勧められたんだッ✨
………速水、ちょっと見過ぎだ 近い近いっ』
シャ◯ル⁉︎シャ◯ルってリップクリームあるんですか⁉︎と好奇心で南雲に寄る速水がぎゃーぎゃー騒ぎ…
『速水ぃ…ッ 南雲の兄貴に近過ぎるだろ…⁉︎』ギリギリッ
『飯豊の兄貴!』汗
『落ち着いてくださいッ』
飯豊を羽交締めにして止める宇佐美と工藤。
さて、そんな騒がしい事務所から場面は変わって……?
資料庫入り口
『見ろちゃんかぶ…美人と可愛いが戯れてる…』
『はい………ですが速水の奴今南雲の兄貴と間接的に唇が触れたってことですよね…?』
『いやいやいや落ち着けちゃんかぶ⁇⁇
鉋を握り締めるな?な⁇
……にしても南雲の兄貴今日もなんて魅力的な唇なんだ……リップクリームになりたい…』末期
『あと、飯豊の奴も南雲の兄貴に近いので削『だからやめろっての‼︎』
『何してる野田このstupid共は』
廊下にて
『おー 速水の口が天ぷら食ったみたいになってるー』
『南雲の奴は後でガスバーナー決定〜…
あと宇佐美と工藤も』
『えー?美味そうじゃないっすかぁ?』
『……小林…おまえって何気に南雲には舎弟らしいよなぁ…?俺に対しては生意気なくせに』
『気のせいですよ永瀬の兄貴ぃ』ジーッッッ
『(こいつさっきから速水の口しか見てねーな)』
『大同小異 いい加減にしろおまえら邪魔だ』
おしまい!
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