それから1週間がたった。私は仕事を終えて家に帰った。ドアを開ける。
「ただ今、、、」
返事はない。靴もない。まだ帰ってきてないのか、、、 この頃中也の帰りが遅い。いや、マフィアだから仕方が無いだろうけど、あまりにも遅すぎる。日を跨いで帰ってくるのが多くなった。帰ってこない日も増えた。
、、、
どうして?
なんで?
わからない
やっぱり私の事嫌いになったのかな、無理もない私は男だ。何時も迷惑をかけてしまう。傷だらけで汚い。キタナイ、、、キモチワルイ、、、
私なんか、
わたしはちゅうやのとなりにいてはだめなんだ……
出ていこう
その方がいい。楽だ。きっと中也もそれを望んでいる。私みたいなキタナイ物と一緒にいたくはないだろう。
私はある程度荷物を詰め、リビングの机の上に手紙を置いた。そのとなりに鍵を置いて、家のドアを開けた。一度振り返り誰も居ない家に小さく
大好きだよ。
と言い残し、ドアを閉めた。
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1話が物凄い速さで伸びててびっくりしました。ありがとうございます。
コメント
2件
神作だろ。もっと早くこの作品に出会いたかったゼウス((ゑ