小説書きたくなりました、ははっ
題名終わってる
そんなに長くないから時間なくても読めると思います
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桃水BL ※雑です。
※青桃、赤桃要素あります。
※この作品は某歌い手グループメンバー様を取り扱った完全二次創作です。
※口調の違和感あるかもしれません、ご了承を。
※パクりや通報はお控え下さい。
それでは、いってらっしゃーい
「こんにちは、」
ずっと耳に残る、この言葉。
朝から晴れていた筈の空は、何故か薄暗い雲に包まれていた。
「ないこ!お前良いカンジの女紹介して!!」
突然友達に迫られた。
いや、急に女紹介しろって言われても、
ただでさえ女慣れしてないのに。
紹介なんて無理だろ。
「あ~ごめん。紹介できる女の子いないわ」
「はー!?マジかよ、つまんね~」
こっちがつまらんわ!!
って言おうとしたけどガマン…。
第一希望だった偏差値が高い私立高に落ちて、この滑り止め高に入学したけど、正直すごく辛い。
朝から放課後まで、女の子から告白されるからだ。
女慣れしてないし、告白なんてもっての他だ。
朝から女の子と話せと?
いや、難易度高すぎだろ。
話してあげてるだけ、有り難く思えよな!!
って、だめだめ!
俺はこの高校生活を平和に過ごしたいんだ!
今はとりあえず、静かに過ごそう。
そこから、彼女とかできちゃったり…?
いや、むりかw
「ないこ!!!」
「うわっ!?」
友達に話し掛けられている事に気付かず、思わず声をあげる。
ガヤガヤと賑わっている教室に、俺の声が響いた。
⎯⎯そうだ、友達と恋バナしてて、
女紹介してって言われて…
今に至るわけだ。
「なぁ、ないこは恋しねーの?」
「……は?」
隣に座っていた幼馴染み、いふが話しかけてくる。
いや、どっち道しようと思ってたけど…
こ、ここは、とりあえず話を逸らすのが良いよねっ!
「そっ、そう言うまろはどうなの!?」
「あ、話逸らした~w」
まろが笑いながらいじってくる。
俺は真剣なのに、酷いや!
そうやっていじってられるのも今の内だぞ!
いつか、すっごい素敵な女の子と付き合ってやるんだ!
「俺は彼女おるからな~」
「嫌味?」
「違うわw」
まろが背中をバシバシッと叩いてくる。
ちょっ、痛いって。
「…俺は、女慣れしてないだけ!いつか、彼女つくるし!」
「ほーん?で、女慣れする自信がある、と?」
「そ、それは、まだ、うん…」
「ちょっwいふそれ以上いじるの辞めたら?w」
そうだよ!マジでやめろ!!
まろは俺の肩に手を置く。
「ないこにとって、一番好きって思える人、頑張って見つけぇや」
俺の耳元でボソッと呟いた。
他人事だと思ってる…?
こんなんだけど、良い奴なんだよなぁ。
「無駄にイケメンなの腹立つ。」
まろの頬を引っ張る。
なんでかは分からないけど。
次第にまろの頬はおもちみたいに伸びていった。
「いひゃひゃひゃっ!!」
多分「いたたたっ!!」って言ってるんだと思う。
なんか、可愛いかも。
そろそろ可哀想だったので、手を離した。
「何すんねんないこ!」
彼の声は怒り気味、でも、優しい声。
「えー?別に~w」
「はぁー!?w」
「キャー!!♡♡」
廊下から悲鳴…いや、大きな喜声が聞こえた。
見てみると、そこには大勢の女の子。
この教室に向けて写真や動画を撮る人達が多かった。
「私今日マジでツいてる!!♡♡」
「イケメン達が揃ってる!!♡」
「最高かよ!!♡」
「ありがとうございますッッッ!!!!♡♡」
パシャパシャとシャッター音が切られる。
うわっ、最悪…こういうの苦手。
「ちょ、俺、無理…」
ものの数分でギブアップ。
これでもまだ頑張った方…。
「俺、屋上行ってくる…」
「え?あ、分かった~」
まろの返事を聞き終え、
屋上へ向かった。
「はー、あっつ」
勢いで外に出ちゃったけど、
冷房がガンガンにきいてた教室と大違いで
クソ暑い。
ポツッ⎯⎯
「…..?雨?」
晴れた筈の空から
小さな雫が落ちてきた。
「なんだっけ、これ、」
“狐の嫁入り”
日が照っているのに、雨が降ること。
……だったと思う。
「こんにちは、」
幼い男の子の声が聞こえた。
けど、姿は見えない。
「誰?どうして姿は見えないの?」
「…僕の国の決まり事なの、」
「…はぁ?」
決まり事?
何それ。
頭に”?”が浮かんだ。
「決まりって何?破ったらどうなるの?」
「ごめんね、教えられない。教えちゃったら、罰を受けることになるから」
「ふーん…」
「ねぇ、良かったら、仲良くしようよ!俺ないこ!」
「ないこさん?」
「敬語やめようよ!w俺らはもう、友達だし!」
「友達…!」
「あ、そうだ、君の名前は何て言うの?」
「…ほとけ、いむくんって呼んでほしいな」
ほとけか…
「……ほとけっち!」
「ほ、ほとけっち…!?」
びっくりしてるな、
ちょっと可愛いかも。
「うん!ほとけっち!俺の名前もあだ名で呼んでね!」
「……ないちゃん!」
「ないちゃん呼び…!!✨」
嬉しいな…
あれ、なんか……
急に眠気が⎯⎯⎯
「ありがとう。」
「…..ん、」
パチッ。意識が浮上する。
「あ、ないこくん起きた。」
彼は保健の先生のりうら先生。
とにかく女の子からモテモテ。
「もー、ないこくんが屋上で倒れてるーって生徒に聞いて、焦ったんだからね」
「あ…..すみません」
「熱は無いんだけどな…寝ていただけなのかな」
少し心配気味な声で話しかけてくる。
りうら先生優しい…!
「ちょっと寝てました、お騒がせしてすみませんw」
「そう?んー、でも、ちょっと横になっときなさい。」
「はーい…….」
ポツポツッ⎯⎯
「雨、止まないですね…」
「そうだねー。狐の嫁入りって言うんだよね」
「先生って、彼女いるんですか?」
「何急にwまぁいないことはないけどw」
「それ遠回しにいるって言ってません?」
「あ、バレた?w」
「まぁ先生モテますもんねー」
「そんなことないけどw」
「あ、先生そろそろ職員室行くね!体調良くなったら教室戻って良いから!」
「はーい。」
パタンッ⎯⎯
「ないちゃん、?」
「!!」
屋上で聞いた声と同じ。
「ほとけっち、さっきぶりだね」
「寝ちゃったんだね、授業は?」
「勿論休んだw」
「…..それってもしかして、僕のせい?」
「まさか!そんなわけ無いよ!」
「そう?」
「そうそう!」
「ないちゃんは、僕の姿、見たい?」
「……ほとけっちが良いんだったら、俺は見たいな!」
「そっか…⎯⎯」
カーテンで隠れて、見えなかった。
“彼”は、すぐそこにいた。
透き通った水色の髪と瞳、
身長は少し低めの可愛らしい男の子。
そして、
狐の耳と尻尾が付いている。
「ほ、ほとけっち?」
「僕は、最後にないちゃんの姿が見れて、良かったよ。」
「さよなら、」
サアッ……..
カーテンが風に吹かれる。
ほんの短い間に、
君はいなくなっていた。
どこ?どこに行ったの?
ねぇ、もう一度声を聞かせてよ。
「俺ら、友達じゃんか、」
友達は、そんなすぐにいなくなったりしないでしょ、
ガラッ⎯⎯⎯
「ないこー、迎えに来たで~って、ないこ?」
「……?」
「なんで、泣いとるん?」
「へ…..?」
気付かなかった。
涙が、自分の目から溢れ出したこと。
「何か嫌なことあったん?」
「べ、別に、何も…」
無理やり涙を拭う。
目元が擦れて腫れちゃうかも、
そんなのどうだって良い。
「泣きたいときは、おもいっきり泣けや、」
「っふ、うぅ…」
自分の瞳から涙が出てしまった。
あぁ、恥ずかしい…
「う”わああぁぁ”ぁあ!!!」
ポロポロ。次々と雫が落ちる。
今日会ったばかりの
訳の分からない男の子に会って、
こんなの大袈裟だって、分かってるけど、
それくらい悲しいよ、
「落ち着いたか?」
「うん、ありがと…」
少し落ち着き、二人でベッドに腰を掛けた。
外から雨の音が聞こえる。
「まだ雨止まへんなぁ」
「うん、そうだね…狐の嫁入り、だよ。」
「狐って嫁入りするんやなw」
「当たり前でしょ!狐さんでも、嫁入りしたいでしょ」
「オスかメスかも分からんのに?」
「それは設定上スルーしてよ!」
「設定!?w」
狐の嫁入り
俺は、
ほとけっちが泣いてるんじゃないかなって、
この雨は、ほとけっちの涙なんじゃないかって、
今でも思ってるの。
あはは、雑だわね
えーと、解説すると、
女慣れしてない🍣くんが雨(狐の嫁入り)が降った時に💎くんと出会って、友達になって、保健室で🍣くんに姿を見せたせいで💎くんは消えます(決まり事)
解説も雑すぎて笑う、
こんなんしか投稿できなくてごめんね、
あ、これいつかフォロ限にするからね
把握おねしゃす
ノベル書き慣れん…
またねー
コメント
1件
こういう天気と関わりがあるの好き... かんら様らぶ♪(((