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〇〇「はぁ、部活かぁ。」
ーー心理部
どうして入ってしまったのか。今でも分からない。…ただあの時は流れがあって仕方なくて…なんて言い訳を並べながら戸を開ける。
「〇〇〜!」
部室の戸を開けた瞬間、みんなの視線が俺に集まる。
もな「ギリギリ。遅いよ〇〇くん」
淡々と怒るのはこの部活の部長【空月もな】
くうづきって読みにくい漢字してるよな。
長い耳が特徴のエルフ族で、俺をこのハーレムに呼んだ天使…のはず。
魔璃亜「まあまあ。仕方ないじゃありませんの。人間、遅れることもありますわ。」
上品に笑いながら紅茶を飲むのは副部長の
【雪平 魔璃亜】元魔王らしいが今では丸くなってみんなのお姉さんをしている。
雪華「ボク寂しかったんだよー?」
ぶりっ子全開で迎え入れるのはこの部活の癒し、【君守 雪華】彼女は自語りが多くてテンションが高い。正直相手をしていると疲れる。
怜華「〇〇さん。お紅茶をどうぞ」
紅茶を出してくれたお嬢様は【水琴 怜華】
噂ではお金持ちでお姫様らしい。所謂令嬢ということだろう。
殺鬼「遅いのお!〇〇も抜けておるな!」
そう言って太陽のように笑うのは
【桜ヶ刻 殺鬼】子供みたいで無邪気だが、これでも鬼だ。体力が鬼過ぎて相手にしたくない
めろ「めろの隣空いてるよ。」
そう囁くのは【恋姫めろ】
この部で1番モテるらしい…がおれは 正直1番関わりたくない人種だ
〇〇「魔璃亜、隣失礼するぞ。」
??「チッ」
後ろの方で舌打ちが聞こえたが聞こえなかった振りをした
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もな「今日はみんなとの交流を深めて、心がどう動くかを実験するよ!」
魔璃亜「ペアを作って、それぞれで心理テストやゲームを楽しみましょう」
……俺とは無縁だと思っていたペア組み。
だけど、この場の空気では逃げられそうにない。
「さぁ、〇〇。誰と組む?」
俺の視線の先に、7人の女の子たちが並んで待っている。
〜〜〜〜〜〜〜〜選択肢〜〜〜〜〜〜〜〜
• 空月 もなと組む
• 碧樹 もねと組む
• 雪平 魔璃亜と組む
• 君守 雪華と組む
• 水琴 怜華と組む
• 桜ヶ刻 殺鬼と組む
• 恋姫 めろと組む
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
……さぁ、俺の一週間が始まる。