ー世界会議ー
「アーサーが行ってしまったんだぞ」
「しょうがないあるよ」
「これでも始めるしかあかへんよ」
「だな」
「…」
アーサーが言った事はド正解である
菊にきつい言葉言ったあるが…菊大丈夫あるか。
あの時怒り、絶望とか頭の中ごちゃごちゃになって言い過ぎたあるけど結局この結果になったあるよ
何故かアーサーとおった時の菊と我が見た菊は全く別人の様だったある。
あの菊は今まで見てきた優しいくて弱い菊だったあるな。
そんな事考えても菊も我も報われないある。
でも我が見た菊は一体…椿でも桐でも無かったある…
やっぱり菊が…
「耀さん!耀さん!見て下さい!漢字書けるようになりました!」
「おおー菊すごいあるね〜」
「んふふ」
「菊?」
「私は菊ではありません…貴様を殺しに来た」
「菊なんであるよ!!我の事殺して後悔するんじゃないあるか?」
「貴様ごときで後悔する訳ない」
「耀さん。私貴方にとても取り返しのつかない申し訳無い事をしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした。」
「顔を上げるよろし。 別に怒ってもいないある
それと菊がやりたくてやったわけじゃないあるか」
「耀さん…こ..これからも仲良くしてくれますか?」
「当たり前ある!!ずっと仲良くいるよろし」
『____笑。別に貴方と仲良くしたい訳じゃなかったんですよ?貴方が私を本当に弟だと思ってなんでもやってくれる事はとても感謝しております。
ですがもうそれは飽きました。
耀さんはただ私の使い魔のような者です
今までご苦労さまでした』
「待つよろし…なんで…なんでそうな事言うあるか、」
『自分の油断のせいだと思ってください』
「待つよろし話はまだ…」
『しつこくて五月蝿いです』
「耀さん私をずっと信じてて良いんですか?」
我は誰を信じれば…
知らぬ間に涙が流れてた
過去の思い出してしまったからある
「おい、王耀大丈夫か!?」
「なんで泣いてるのー!?」
「なんでもないある」
「そうには見えへんわ。 きちんと話な」
「なんでもないあるって言ってるある」
「そんな事言わんでええやん。なんか思い出したんやろ?さっさと吐きな」
「…わかったあるよ。昔の事思い出してしまったある。」
「何思い出したん?」
「菊のことある」
「…そうか。良かったら俺達に聞かせてくれへん?
「別にいいあるよ。聞いてもしょうもないことある」
「じゃあ一応聞かせてくれるんだね。耀くんの話僕も聞きたいな」
「ヴェー俺も聞かせて欲しいよ〜」
「お、俺にも」
「此処はヒーローの出番だね」
「じゃあまとめて1回だけ言うあるよ」