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「…っ、んふふ……」
適当に流していたSNSの中である投稿がかなりツボにハマり、思わず笑ってしまう。
「んね、これ見て」
何となく共有したくなって、同様にスマホを見ていた若井へと声をかけた。
「んー?」
ソファの席ひとつ分空いた距離に座る若井が顔を上げ、画面を覗き込むようにこちらへ体を寄せた。
と、思ったら。
「……〜〜〜っ!!」
瞬間、腰を抑えながら声にならないような声を零す。
顔を伏せて蹲るような体勢で。
「え、どうしました」
びっくりした、何事。
「…………い”っっ…たぁ……」
呻くように呟いた若井の様子から何となく状況は察せた。
「なに、腰痛めたの?」
その問いかけに頷きを返し、小さく息を吐いた。
「朝起きた時から痛くてさ」
「昨日の体勢悪かったんだろうね
ずっとやってたし」
あれ、なんか。
存在しない記憶みたいのが。
腰を抑えながら再度溜息を吐いた若井に、思考がどうにも危ない方へ。
ギターだよね。ギターの話だよね。
いや分かってるんだけど。
生憎、大森元貴という人間は1度芽生えた悪戯心を払拭出来る程素敵な人間では無いんですよね。
わざとらしく距離を詰めて、若井の目を見つめながらそっと腰に触れた。
「ごめん、昨日無理させたよね」
「え?昨日………」
大袈裟な程にしおらしく目を伏せ、優しく撫でる様に指先を上へと滑らせる。
一瞬言葉を詰まらせた後、腰に触れている手とその言葉が何を指すのか理解したらしく。
「いや、昨日仕事でしか会ってないでしょ」
「そうだよ、プライベートでも会いたいのは俺だけだもんね……」
「うわ、急に…」
「まぁ若井が俺の事好きなのなんて知ってるけどね」
若井の髪を柔らかく掬って、その耳に掛けながら目を細める。
「寧ろさっきの本気で言ってたら怒るよ」
「俺の事大好きじゃん」
「今自分でその話してましたよね」
当たり前みたいにそう言ってくれるの、ほんと若井らしいよね。
だから好きなんだよ、ずっと。
そんな彼に、少しだけ触れたくて。
互いの唇が触れそうな距離にまで身体を寄せ、その下唇に親指を押し当てた。
「…腰痛いの知ってる?」
「うん、だから動かないで」
別に無理させるつもりないよ、と呟いて指先に伝わる体温を感じる。
悪戯心で始めたって、結局最後はこの感情しか残らない。
やっぱり自分が思ってる以上にずっと、若井の事が好きみたいです。
新年!ですね!
明けましておめでとうございます〜〜
日付変わると同時に出したいなぁとか思ってたのにやっぱり無理でした…
結局もう2時ですね、寝ます
今年もまたお時間ある時に読んでやってください、みなさんいつもありがとうございます🫂
コメント
9件

いちさんっ!!! 明けましておめでとうございますっ。 新年早々に、いちさんの作品が読めるだなんて……お年玉ありがとうございますっ。 新年一発目から甘々なふたりをありがとうございます。いじわる森さんの若井さんへのいじわるの仕方がほんとにツボっっ。終始ニヤニヤが止まらず、思考は「腰が痛いなら♡♡♡で抱き潰せっ」でした。笑
明けましておめでとうございます!!!新年早々投稿ありがたい😭
は~~~通知で飛び跳ねましたよ!!!明けましておめでとうございます😻🩷 最後の文でときめきました…大森サンも若井サンも可愛すぎます😿腰痛めてんのにしようとする大森サン…いいですね🎶 これからも沢山応援させてください~!!