テラーノベル
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指輪をつけたら、知らない部屋に飛ばされた。壁も床も天井も真っ白で、部屋の真ん中にはダブルベットが置いてある。
なんか見たことあるぞ、こんな部屋。
不思議なことに部屋には鍵付きのドアが一列に13個並んでいる。多すぎやしないか?
ベッドサイドの棚の上には手紙が置かれていた。
中には小さな鍵とメモが入っていた。
「1人を選んでセックスをしろ」
これってよくある「出られない部屋」というやつでは?
ドアは全て鍵がかかっていて、どれも全く同じ形。
叩いても叫んでも反応は無し。
ということは、セックスする相手は完全ランダム。
どうかまともな相手であってくれ、と祈りながら手紙の中に入っていた鍵で1つの扉を開けた。
ガチャ…
扉を開けると、頭を抱えて困っている様子のハウレスが居た。
「主様!?どうしてここに?…もしかして、主様はここが何処か知っていたりしますか?」
嫌に勘がいいハウレスに私はちょっと引き攣った笑顔を浮かべるしか無い。
『え〜っと…具体的な場所は分かんないんだけど、どうしたら出られるかは分かるよ』
「そうでしたか!主様が一緒に居てくださるだけで力が湧いてくる気がします。どんなことでもお申し付けください」
『う、うん、ありがとう…とりあえずこっちの部屋に来てくれるかな?』
女性が苦手と言っていたハウレスはセックスの経験はあるのだろうか?
今からセックスしてください、なんてお願いしたら卒倒してしまわないかと心配しながらベッドサイドまで来た。
手紙を渡し、ハウレスの目が文字を追う。
ハウレスは何度もメモを読み直し、目を擦ってみたりちょっと距離を変えてみたりしたが、ここはセックスしないと出られない部屋だということは変わらない。
ハウレスは漸く現状を理解すると顔を真っ赤にしてメモをベッドサイドの棚にばん、と叩きつけた。
「な、なんて悪趣味なっ…主様と、そんなこと…できるわけが…」
『…ハウレス、気持ちは分かるよ。でもこれ以外に外に出られる手段は無いと思うんだ』
「…本気ですか?…主様、俺とそういったことをするという意味がお分かりですか?俺は…執事としての範疇を超えて貴女のことをお慕いしております。それを分かった上で、できますか?」
紅い目に射抜かれるように見つめられる。
私は少し迷ってから答えを口にした。
『………私だって、ハウレスのこと好きだよ。だからハウレスとしたい。それが間違っていることだったとしても、後悔するつもりもないよ』
ハウレスはそれを聞いて、そっと私の頬に触れた。
一歩ずつゆっくりと近づいて、顎を掬い上げられてキスをする。
顎に添えられている手と反対の手で後頭部を押さえつけられて、触れるだけだったキスはだんだん深く激しくなっていく。
舌を絡ませて唾液を交換し、離れた舌はつっと糸を引いた。
「ここから出たとして、その後どうなるか分からないので服は最初に全部脱いでしまったほうがいいのではないかと思うのですが…」
ハウレスはほんのり色づいた目元でそんな大胆なことを言い出した。
確かにここから出たらどこに繋がっているのかなんて分からない。
ハウレスの言うことは尤もだ。
しかし、理性では理解しても感情が追いつくとは限らない。
私は羞恥心を必死で殺して折衷案を出した。
『分かった、だけど自分で脱ぐから後ろ向いてて』
「……分かりました」
ハウレスは私から離れて背を向けた。
ネクタイを抜き取り、ジャケットを脱いで、シャツのボタンを外しているような動きが見える。
私も慌ててブラウスのボタンを外し、スカートのホックを外して下着姿になる。
ブラジャーのホックに手を掛けながらハウレスの方をちらりと確認すると、鍛え抜かれた背中と最後に残った下着を下げようとしていた。
私も全部脱がざるをえなくなって、やけっぱちにホックを外してショーツも床に落とした。
完全に裸になった私はハウレスに声を掛ける。
『もういいよ…どうする?ベッドに上がったほうが良い?』
「そうですね、ベッドに上がりましょうか」
私が先に上がってベッドの真ん中あたりに膝を抱えて座る。
ハウレスはベッドに上がると後ろから私を抱きしめた。
逞しい腕が私の胸へと回され、胸板に背中が当たる。
「主様、隠さないで見せてください。主様の全てを見たいんです」
おずおずと胸の前で交差させていた腕を解く。
すると、ハウレスの大きな手が私の乳房を包み込んだ。
「柔らかくて気持ちいいですね」
むにむにと揉まれて形を変える胸がいやらしい。
ハウレスは柔らかい胸がお気に召したようでずっと揉んだり持ち上げて落としてみたりと遊んでいた。
暫く経ってから尖った先端に気づいたようで、指で摘んだり転がしたりし始める。
もどかしい刺激に小さく喘ぐと、ハウレスは私の耳を食みながら囁いた。
「乳首気持ちいいですね…?もっと強いほうがお好みですか?」
『うん、強くして…』
その途端にぎゅうっと強く乳首を摘まれて、私は甘い悲鳴を上げた。
乳首を摘んで引っ張られ、痛みと快感が同時に襲ってくる。
『あっ…ちくび、とれちゃうっ…』
「大丈夫です、取れない程度に加減していますから」
乳首を痛いくらいに弄ばれながら耳を舐められて、私はすっかり息が上がって喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。
胸への愛撫だけで私の陰部はすっかり濡れて、蜜がシーツに染みを作っていた。
「主様、下も触っていいですか?」
『ぁ…ぅん…』
膝を立てた状態で座っていたため、ハウレスの脚が外側から私の脚に絡みつき、無理矢理開脚させられる。
毎日訓練で鍛えている脚は私の力ではびくともしなくて、恥ずかしいところを見せつけるような体勢を崩すことはできなかった。
ハウレスの指が固くなった陰核に触れる。
「確か、ここを触られると気持ちいいのでしたよね?こんなに濡れているなら痛みも少ないでしょうか」
陰核から膣口までを指が往来し、陰核に蜜が擦り付けられる。
蜜の滑りを借りてハウレスの指が高速で陰核を押し込みつつ弾いていく。
『ぃやああああああああっっ!!』
私は一気に絶頂に押し上げられ、絶頂しているのに止まない刺激で降りてこられない。
腰をガクガクと震わせ、ハウレスの腕に爪を立てる。
それしか私にできる抵抗はなかった。
散々陰核を嬲ってイカせて満足したらしいハウレスは漸くくぱくぱと口を開いていた膣口に指を突き立てた。
2本の指でイッたばかりの膣内をごりごりと抉って広げていく。
『んぁっ…ふぅ、ん…』
陰核からの刺激よりはまだマシだが、Gスポットを抉られるとまた絶頂しそうになる。
『もう…ゆび、やだぁ…』
これ以上の快感が怖くて愛撫を拒否すると、ハウレスは嬉しそうに笑って蟀谷にキスをした。
「それでは挿入れさせていただきますね?」
ハウレスが脚を解いて私を解放すると、背中を強い力で押されて前に倒れる。
ふかふかの枕に顔を埋めて腰を突き出すような姿勢にされた。
ハウレスが覆いかぶさってきて、顎を掴まれて横に向けられ濃厚なキスをされる。
その間私の秘裂にはいきり立った雄が擦り付けられて、膣口がペニスに吸い付くのが分かった。
「さぁ、力を抜いてください」
キスを終わらせたハウレスが囁く。
膣の中に大きく太い陰茎が入ってくる。
思ったよりも強い圧迫感に息が詰まる。
最奥を押し上げられて、子宮が潰されるような錯覚に襲われる。
ハウレスは私の両腕を掴むと更に奥まで叩きつけ、私は潰れたような悲鳴を漏らす。
ハウレスは私の両腕を手綱のように使って、パンッパンッと腰を打ち付ける。
「はぁっ、気持ちいいです、主様…」
甘く掠れた声が聞こえて、私はナカをきゅんと締め付けた。
「主様も気持ちいいですか?」
『んっ…きもちいい…』
やや乱暴な抱き方をしているくせに私を気遣ってくれるギャップがたまらない。
自分本位なセックスに揺さぶられながら私は何度か絶頂した。
絶頂によってキツく締め付けられるのが良かったのか、何度目かの絶頂で一緒にイッた。
どくどくと奥で爆ぜる熱を感じながら、そういえば避妊具も何も着けていなかったのを思い出した。
がちゃん、と鍵が開く音が聞こえて、やっと終わったかと思ったら今度は体をひっくり返されて正常位にされる。
『…え?もう出られるんじゃ…?』
煩い、とばかりに口をキスで封じられてまた揺さぶられ始める。
「すみません、これだけじゃ足りないんです。
もっと貴女が欲しい。俺だけのものにしたい。そのためなら手段は選びません。いつか俺達の子供ができたら嬉しいのですが…」
『今だって避妊してないのにっ…』
「ええ、ですから何度ナカに出しても大して変わりませんよ」
無責任なように聞こえるが、ハウレスは私との確実な繋がりが欲しいのだと悟る。
『…大好きだよ、だから大丈夫。離れたりしないから』
よしよし、と汗で湿った髪を撫でてあげるとお返しに熱烈なキスをくれた。
部屋から出られるまであと何時間?
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