テラーノベル
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えー、前の話に書いてあるように、心を込めて書いた文がまさかの無くなっていたので書き直しましたので見ていない方は見ていただけると幸いです……。
久しぶりですわ
ってなんだよ、それだけかよ😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡😡
ってなってしまい申し訳ないです。
ほんとに待たせてしまい申し訳ございません……。
今回は止まらぬよう頑張りますので応援お願いします🙇”
エセ関西弁です!
苦手な人は🔙
[ci視点]
朝が来る。どう頑張っても明日は来る。昨日knさんと会って、zmさんとemさんっていう面白いふたりにも会った。
パートナー、らしい。knさんもパートナーを探してるみたい。そんな事を思い返すと自分が情けなく感じる。
knさんは、昔の運命の人を諦めきれず沢山探したのかな。俺は、こんなに近くにいるのに、居れているのに自分の気持ちを、伝えられないんだ。
ネガティブ思考になる。こういう日は何をしても治らない。
ci「学校、嫌やな。けどsypに会いたい。」
自分に都合いいことだけが起きればいいのにと考えてしまう。そんな時だった。家の電話が鳴った。
プルルルル プルルルル
なんや、朝から電話なんかするやつなんかおらんのに。
ガチャ
ci「はい。もしもし」
看護師「もしもし、〇〇さんのお宅で合ってますか?」
ci「え、はい。そうですけど……」
電話越しから聞こえてきた声はすこし不安そうな急いでいるのが伝わってくる声で、こちらにもそれがうつってしまった。
看護師「〇〇病院の〇〇です。お母様が…」
ci「……え?」
頭が真っ白になる。けれど聞こえてくることをしっかり理解してしまう。お母さん、長くても半年だという事。お父さんに電話をしたらすぐ帰ってくると言って明日頃に着くということ。
ci「わかりました。今から向かいます。」
学校やバイトのことなど頭になかった。お母さんの事しか考えられないはずなのに、sypの顔がよぎる。
会いたい。話したい。聞いて欲しい。
目から溢れそうな涙を拭いすぐに着替えて、お母さんの好きな物、食べられるものを簡単に作って電車に乗って向かう。
母さん。まだ生きててよ。
[syp視点]
朝学校へ来るとciが居なかった。朝早くから来てるはずなのに、何故だろうかと不思議に思いながらも朝の号令を済ませる。
なんや、風邪か?もう遅刻やでci。
ut「えー、ciが今日休みです。理由については聞いてないのでまた明日伝えます。」
確実に元気の無いut。昨日のことがあったからだろう。
昨日の夜来たメールでは来年新しい先生としてknが来るらしい。emさんは何者なのか。まだ分からない。
はぁ。ciどうしたんやろか。
[ci視点]
電車を乗り換えてやっと大きな病院へ着く。受付を済まして母さんのいる病棟へ向かう。
お願いやから大丈夫でおって。
手汗がダラダラと出てくる。冷や汗が止まらない。通り過ぎる看護師さんに大丈夫かと心配されるほど顔色が悪いのだろう。
コンコンコン
ci「母さん……。入るよ?」
ガラガラガラ
ドアを開けると窓の外を見ながら座っているお母さんの姿があった。細く痩せていて髪が白くなっていた。前に来た時よりやつれている。
ci「……母さん?」
母「ん?なんやciやないの!こっちにきぃな」
お母さんはこちらを見るとニカッと笑い手招きをする。目尻にある笑いジワは変わらなく、少し懐かしい気になった。
ci「母さん、今大変やって、半年しか持たんって電話来て、それで、」
母「大丈夫や。母さん元気やで?ほら元気に喋っとるやろ?」
子供の頃、父さんの仕事の先輩が家に来て、怖がっている時に見せてくれた笑顔。目から涙があふれる。
大丈夫な訳ないやろ、病院の先生が言うたんやで。自分がいちばんわかっとるんやろ、もう長ないって。やから、やから……!
ci「もう、俺強くなったで!俺、泣かないで!やから母さん強がらんくてええんよ!」
満面の笑みで返す。流れた涙をふいて、嘘じゃない、本当の笑顔を母さんに向ける。母さんはびっくりしたあとそうかそうかと泣きながら頭を撫でてくれた。
少し話をした。友達ができたこと。昨日面白い人達とあったこと。好きだけど伝えられなくて悔しいこと。母はうんうんと話を聞いてくれる。
ci「俺な。好きって、伝えたいんやけどな、やっぱり怖いんよ。」
母「そうやね。けどciならできる。母さんが一緒にいれるの短い間やけどな、そのあいだ応援してあげるわ!な?おまじないもかけたる!」
そう言っておでことおでこを合わせる。目と目を合わせる。よく見ると白くなった髪の中に俺と同じ水色の髪が薄らある。長いまつ毛と少し癖っ毛は母由来だ。それでも薄く宝石のような青い瞳は受け継げなかった。
母「ciはできる。やればできる子。優しい心を持った強い子。」
昔から不安になるとやってくれるおまじない。
母「諦めないで、私がいるから。」
優しい目で見つめてくれる。暖かくなっていく。
ci「母さんとの約束。絶対できる。母さんがいるから。」
母 ci「ひとりじゃないから。」
2人で笑い合う。覚えていたんだねと。不思議に悲しさが紛れた。
母さんと長めに話をしていた時電話がかかってきた。スマホを見ると時間が15時になっていた。お昼も忘れて話してたんだと思う。
ci「あ!母さんこれ!」
そう言ってタッパーに入れた雑炊を渡す。
母「あれ、これって」
ci「具合悪い時によく作ってくれた雑炊!今度は俺が母さんに作ってあげる!あ!安心して!先生とか、看護師さんとかにちゃんといいよって言ってもらってるから!」
母「っ、ありがとうな!!!」
ご飯を渡したあと、電話が来ていたからかけ直してくるねと言って病院の外へ出た。
誰からなんや、あれ。sypや。
プルルルル プルルルル
syp「ci?」
ci「あーsyp!電話なんやったん?」
syp「いや、今日学校来んかったから、なんでかなって。」
ci「あー。母さんが、さ。半年しか持たんって病院から電話来て、」
syp「え!?ちょ、今行く!病院は!?」
ci「え!?いや来なくても、」
syp「行く!大事な人の大事な人が大変なんやろ!じゃぁ行く!」
そういったsypの言葉が嬉しかった。心がキューっと言葉にできない気持ちになった。少なくとも嬉しすぎるのはわかっていた。
ci「〇〇病院や。」
syp「オッケ!遅くなるかもやけど待っててな!」
そう言ってすぐに切れた。
ci「……w大切な人やって!んふふ、ふへ」
今の俺の顔はきっと赤く染まっているだろう。そして幸せに染まっていることだろう。
本当に遅くなりすみません。
次は明日投稿しますのでお待ちいただけるとありがたいです!
コメント
2件
普通に泣きましたそしてニチャニチャもしました情緒が不安定になりそうです最高です続き楽しみです🤩