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2件
黄 「 記憶 ? 」
青「 うん 」
僕は怖くなって後退りしながらそう問いかけると 、ころちゃんは笑顔でそう答えた 。
その笑みは 、なんだか黒くて 。
僕をさらに恐怖へと陥れた 。
青「あれ?もしかして思い出してはなかった?」
混乱している僕を見て気づいたのか 、そう聞いてくる 。
僕はゆっくりと頷くと 、
青「そっか」
と言いながら部屋を出ていった 。
黄「助かった … 。 」
そう思った僕は 、急いで足枷を外そうと手を動かした 。
___ ガチャ
その瞬間 、ドアが開いた 。
青「なにしてんの」
彼が来たのだ___ 。
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黄「あ … 、えっと … ッ」
いい言い訳が思いつかず 、言葉に戸惑っていた僕を見兼ねたころちゃんは 、僕に笑顔で近づいてこう言った 。
青「まさか 、逃げようとか思ってないよね?」
黄「…ッッ」
さっきとは段違いの 、凄く 、すごく怒っている 、低い声 。
僕はいつの間にか動けなくなっていた 。
青「思ってないよね?」
さっきより圧をかけて同じ質問をしてきた彼 。
黄「お…ッ思ってませんよ…!!」
僕は焦りながらも笑顔でそういう 。
… が 、その下で足枷を外そうとバレないように手を動かす 。
… もうちょっとで外れる
そんな時 、ころちゃんはそっと僕の方へと手を持っていき 、
___ ガチャ
足枷をつけ直した 。
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……To be continued