朝日が昇る
戦地が照らされ返り血がキラキラと輝いて俺を飾っている
らっだぁ はは……
らっだぁ あはははっはっw
らっだぁ あはははははははっっっっっwwwww
ただただ広い荒野に一人の狂った笑い声が響き渡っていた
らっだぁ ねぇ…ぺんちゃん
虚しくこだまする俺一人の声
らっだぁ なんで死んだの…
声はだんだん掠れてゆく
らっだぁ 俺はまだお前と旅行に行ってないよ……
俺は苦しい呼吸をしながら言う
らっだぁ ぺんちゃん言ったじゃん……俺が死ぬまで生きるって………
そして感情は全て涙に変わる
らっだぁ 嘘つき…グスッッ
俺は泣いていた
でも濡れた頬はすぐに乾いてしまって俺の心を癒してはくれない
らっだぁ 俺はもう……ぺんちゃんがいないなら生きてる必要なんか……ないよね…?
俺は懐から一発だけ残った弾丸が入っている拳銃を取り出して頭に突きつけ引き金に指をかけた
らっだぁ ぺんちゃん…今逝くよ………
一つ呼吸をし
別れを告げる
さようなら
引き金を引いた
バァンッッッッッ…
最期の銃声が辺りを支配した。
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